大手の書写教室の教室開設説明会に行ってみました。
学習者の対象は、3歳から80歳台まで幅広く、名前が知られている安心感から人気があるようです。
大人用教材は、くせのない実用的な文字で、指導者にも、学習者にも、わかりやすくできています。
子ども用教材の執筆者は、学校の「書写」の教科書の著作者で、学校の指導法と同じというところも保護者に人気なのでしょう。
ただ、フランチャイズシステムなので、教室開設時の認可料や広告費のほか、ロイヤルティとして月謝の4割を納入しなくてはなりません。
大きな後ろだてのある安心料と考えれば良いのかな。
現在、小・中学校の授業は、芸術的な「書道」ではなく実用的な「書写」なので、私が以前受講した小学生の指導者養成講座の指導法とは異なります。
「書道」の書き方で「一」を書く場合、筆先が後からついてくるように筆の向きを変えますが、「書写」の場合は斜めに置いた筆をそのまま右にスライドさせてそのままとめます。(上が「書写」、下が「書道」の書き方です。)

「書道」の書き方は、習得すると芸術的な書に展開しやすいと思いますが、小学生には難しい気もします。
はじめは「書写」の書き方から入ってもいいのかな、とも思います。
どちらかに決めず、その子に合わせた指導ができるのが一番いいのかもしれません。
漠然としていた書道と書写の指導法の違いがわかり、行って良かったなと思いました。
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いつもありがとうございます。
学習者の対象は、3歳から80歳台まで幅広く、名前が知られている安心感から人気があるようです。
大人用教材は、くせのない実用的な文字で、指導者にも、学習者にも、わかりやすくできています。
子ども用教材の執筆者は、学校の「書写」の教科書の著作者で、学校の指導法と同じというところも保護者に人気なのでしょう。
ただ、フランチャイズシステムなので、教室開設時の認可料や広告費のほか、ロイヤルティとして月謝の4割を納入しなくてはなりません。
大きな後ろだてのある安心料と考えれば良いのかな。
現在、小・中学校の授業は、芸術的な「書道」ではなく実用的な「書写」なので、私が以前受講した小学生の指導者養成講座の指導法とは異なります。
「書道」の書き方で「一」を書く場合、筆先が後からついてくるように筆の向きを変えますが、「書写」の場合は斜めに置いた筆をそのまま右にスライドさせてそのままとめます。(上が「書写」、下が「書道」の書き方です。)

「書道」の書き方は、習得すると芸術的な書に展開しやすいと思いますが、小学生には難しい気もします。
はじめは「書写」の書き方から入ってもいいのかな、とも思います。
どちらかに決めず、その子に合わせた指導ができるのが一番いいのかもしれません。
漠然としていた書道と書写の指導法の違いがわかり、行って良かったなと思いました。

