
植村花菜さんの「トイレの神様」を聞くたびに、亡くなった祖母を思い出します。
子供の頃から一緒に暮らしていた祖母に、わがまま言ったり、反抗したり、時には冷たい態度をとってしまったり・・・したっけ

祖母は晩年、趣味の木目込み人形を親類縁者のためにせっせと作っていました。
今思えば、差し上げる方の幸せを祈りながら、一つ一つに思いを込めていたのでしょう。
姉の初産の安産を祈念して作った「犬」の箱には「大願」と書いてありました。


私が結婚する前に、祖母は亡くなってしまいましたが、私の初産の時に姉がこの「犬」を送ってくれました。
それから二十数年、役目を終えた「犬」を預かったまましまいこんでいましたが、姪のおめでたを知って思い出し、姉の元へ返しました。
そして、今年、新年明けて、ほぼ予定日に姪はめでたく安産!
祖母の思いの込められた「犬」は、次の出番をまた待ちます。
おばあちゃん、ありがとう。本当にありがとう。
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