毎日書道展に初出品初入選した友人と先週は東京都美術館の特別展示へ、一昨日は入賞作品や特別展示を観に国立新美術館へ行って来ました。
毎日展は、人目を引く斬新な作品も多いですが、楽しみなのは特別展示。
今年は、「手島右卿の書芸術ーその世界性」です。
手島右卿は、文字の持つ意味内容を造形する「象書」の創始者で、世界的にも活躍した少字数書のパイオニアだそうです。
絵のように文字を表現したいと日々思っていますが、それは「象書」という名がついた分野だったのだと、恥ずかしながら今頃知りました
代表作の「抱牛」は、先週上野の森美術館に展示されていたそうで、
残念ながら本物は見そびれてしまいましたが、複製品が展示されていました。
草書の「抱」と篆書の「牛」の破体(違った書体の組み合わせ)で、重なり合う線が牛を抱いているように見えます。
破体も以前からやってみたいと思っていましたが、全く違う書体を違和感なく調和させるのは、かなりハードルが高く、なかなか挑戦出来ずにおりました。
見出しの「抱牛」は、大先生の線質も造形も真似できないので、私なりの表現で書いてみました。
気に入らない点は多々ありますが、何枚書いても納得いきそうにないし・・・今の実力はこんなもんかな
もっともっと頑張らなくちゃ
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