池井戸潤の「シャイロックの子供たち」読みました。
シャイロックは、「シェークスピアの『ヴェニスの商人』に登場する強欲な金貸し」だそうです。
ある町の銀行の支店が舞台がなので、シャイロックの子供たちは銀行員たちのことだとわかりました。。
10話の話は、語り手が変わり、連作短編集のようですが、最終的には長編のミステリーになっています。
2006年に単行本が発売された作品で、表紙の帯の裏面に、「ぼくの小説の書き方を決定づけた記念碑的な一冊。」という池井戸潤の言葉が書いてありました。
おススメです!
シャイロックの子供たち 池井戸 潤 文藝春秋 |