小野寺史宜さんの「タクジョ!」は、女性タクシー運転手のお仕事小説。
運転好きの高間夏子は、女性が安心してタクシーに乗れるよう、その道を選んだ四大卒の新人タクシードライバー。23歳になった10月から3月までの日常が、タクシードライバーの勤務形態や裏話を盛り込みながら、夏子の軽快な語り口調で、描かれています。
小野寺史宜さんの小説は、文庫本の解説に書かれている通り、飾らない人間味と人肌の温もりに満ち溢れていて、「タクジョ!」もすいすい読めました。
続編の単行本が発売されたようなので、文庫本が待ち遠しいです。
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