小野寺史宜さんの小説は、やっぱり面白い!
今回の『片見里荒川コネクション』もすいすい読めました。
75歳の継男と22歳の海平は、片見里出身で荒川近辺に住む共通点からあるきっかけで知り合い、交流を深めていきます。
1月から12月まで、月替わりで継男と海平が交互に語り手になる1年間の物語で、はらはらする場面もありましたが、小野寺史宜さんならではの優しくてなごめる小説です。
解説によると、2人の共通の知り合いのお坊さんが主人公の『片見里、二代目坊主と草食男子の不器用リベンジ』という前日譚の小説があるそうなので、読んでみたいです。
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