年末が近づき、新天地を求めるべく退職しようとする人がいるかも知れない。
さて、従業員から退職の申し出が有ったら、(慰留するつもりが無ければ)必ず「退職願」を提出させてほしい。書面によって退職の意思を本人も会社も再確認するとともに、会社にとっては、後日「不当に解雇された」と訴えられた場合に「従業員側に退職の意思が有った」と抗弁できる材料ともなるからだ。
所定様式での「退職届」を提出することになっている会社もあるだろうが、それが「退職手続きに必要な事務書類」との意味合いのものであったなら、「従業員が本心から退職を希望していた」と主張するには弱い…‥
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