春日部で 「きっと、うまくいく」

2013年06月04日 | movie

火曜日はピアノのレッスン日。
しかし、北区上中里での不発弾処理で、午前11時からJRが運休。
私はもろに影響を受けるので、既に先生にはレッスンを休むことを伝えてあった。
なので、今日はまるまる暇になった。

そこで、観たいと思っていた映画に行くことに決定!
実は、私はインド映画好き。
4月からボリウッド4の特集で4作品が来日している。
しかし、なんと言っても上映する劇場が少ないのだ。
いつも調べては都内の劇場へ行ったり、そして先日は県内新座まで足を延ばしたたり。
今回観たかった作品は「きっと、うまくいく」
県内では所沢と春日部のワーナーマイカルで上映されているので、春日部のイオンモールまで友人と出かけた。

この「きっと、うまくいく」という映画はコメディードラマだけれど、インド特有の学歴社会、現実の社会問題への批判もこめて、そして何か事が起きた時にむき出しになった人間の弱さも…
そんな自分に負けそうになったときに、「きっと、うまくいく」と、弱い心を麻痺させようと呪文のようにつぶやく…。

相変わらず唐突に歌ったり踊ったりするシーンがあるのは、インド映画のお約束。
しかし、大いに笑い、反面気づけば涙が何回も頬を伝わっていた。
3時間という映画の長さも全然感じなかった。
スピルバーグがこの映画に感動して3回も観たというのは有名な話だが、このインド映画は私もお勧めです。

                 

 

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カルテット 人生のオペラハウス

2013年04月26日 | movie

映画 「カルテット 人生のオペラハウス」を観た。

若いときは、自分が老いるなんて想像もしなかった。
まして頭で理解をしていても、老人になることは永久に自分には関係のないことだと思っていた。
しかし、老いは誰の上にも平等に来る。
この映画は若い人が観たら、多分「ふ~~ん」で終わってしまうかも。
とはいえ、俳優のダスティン・ホフマンが初めて監督をしたという作品。
先日、この映画の為に来日をしていたようだった。

ストーリーは、引退した音楽家ばかりの老人ホームで、ホーム存続の為のガラコンサートを巡る人生模様。
芸術家だから個性の強い人たちばかり。
勿論、老人ホームが舞台だから、出演者はお年を召した俳優さんがほとんど。
と思っていたら、エンドクレジットで出演者が活躍していた当時の姿とプロフィールが紹介された。
かつての名演奏家。
道理で、楽器が上手だと思った。
懐かしい映画「長距離ランナーの孤独」のトム・コートネイも、あの頃のストイックな雰囲気が少しも変わっていなかった。

台詞のひとつひとつが、ああそれって分かるわぁ~と、人生を折り返している私には理解できることばかり。
年齢や肉体の衰えには逆らえないが、何事も諦めないで常に今を生きねば…。
後味の良い映画だった。

                   

 

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ライフ オブ パイ

2013年02月19日 | movie

映画って観だすと、何故か次から次へ観たくなる。

昨日は「ライフオブパイ」を。

その前は熊のTED。
う~~ん。TEDは前評判も良かったし、何しろ予告編が最高に面白くて・・・
しかし、何故か実際に観ると面白さが半減している。

というのも、いつも思うのだが、映画の中のウリのシーンを予告やCMで観てしまうと、本編で観たときにそのシーンを知っているので、面白さや感動がイマイチになってしまう。
そう感じるのは私だけ?

            

この「ライフオブパイ」は、不思議な感覚を与えてくれる映画だった。
それが私の第一印象。
権威あるブッカー賞をとった原作だとか。

今回はあまり知識をいれずに、観てみたいと言う感覚に頼ってみたのは正解だった。

パイというのは主人公の名前の由来で、円周率のパイということ。

台詞の中に哲学を、宗教を、人生の意味を、そして生きるということに想いを馳せてしまう映画だった。
すべてのシーンが、何かを象徴しているようで、観ながら解釈をしている自分があった。

2Dと3Dで公開されているけれど、3Dは吹き替えなので2Dで観る。
こればかりは俳優の生の声で台詞を聞きたい。
しかし、3Dでもちょっと観てみたかった。
それに何しろ、CGだかVFXだと分かってはいても、動物や自然が画面に訴えてくる迫力が圧巻。
今までに観たことの無い感覚の映画で、素直に感動した。

 

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レ・ミゼラブル

2013年01月19日 | movie

映画「レ・ミゼラブル」を観に行った。
実は、それほど観たい気は無かったのだけれど、あちこちで批評が良く、集客力も抜群らしいので。
ミュージカルって好きだけれど、イマイチのらなかったのは、どうせ歌は他人の吹き替えの口パク?と思っていた。
しかし、キャストはみんな自前で歌っているとのこと。
昔のミュージカル映画は吹き替えが多かったし…

レ・ミゼラブルというより「ああ、無情」のお話を知ったのは、少女雑誌の漫画でだった。
今でもジャン・バルジャンの顔が思い出せるくらい。
パンを盗んだだけで逮捕され、何年も牢獄に繋がれるなんて、それこそ情けが無いと子供心に思っていた。

この悲劇の映画は泣く人が多いらしいが、全然泣けなくて…私はいつも人と違うところで泣くのが常。
どうも感性が他人とずれているみたい。
隣席の女性は泣きっぱなし。
一緒に行った夫は少しウルッときたらしい。

私は、やはり今月に観た007のスカイフォールのほうが私としては好み。
007子供の頃から好きです。

                


 

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最強のふたり

2012年09月13日 | movie

今や、巷やネットで評判の良いフランス映画「最強のふたり」を観る。

フランス国民の3人に1人が観たというこの映画は,後味の良いハートウォーミングな内容だった。
何しろ実話というところで観客を動員してしまうのか、映画館はウィークデーの夜なのに思いのほかシートがうまっていた。

小説を書くのにも出だしの掴みが重要とよく言われるが、この映画のファーストシーンも掴みが良い。
おまけに其の時のバックミュージックが、懐かしい~~あの「アース ウィンド&ファイア」のご機嫌なSeptember。
だから9月公開かしら?
お金持ちの障害者と、様々な問題を抱えている貧しい介護者の両極端なふたりが出会って、互いの人生に深く入り込んでいく。
フランスらしい洒落た会話が楽しめた。

感動で泣く映画らしいけれど、う~~ん、私は泣くまではいかなかった。
私も年齢を重ね、色々な人生を見すぎているし。

しかし、この「最強のふたり」という題名が…意味はわかるけれど、私にはどこかしっくりこない。

           

 

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