10月はたそがれの国

2021年10月21日 | diary

10月も、そろそろ終わりに近づいている。

10月という月は姉の祥月命日、そして2年前に亡くなった親友のやはり命日でもある。

友達3人とのLINEでそんなことを話していたら、その友達のお母様も10月、そしてもう1人の友達の御兄様も3年前に10月に他界され…
長いお付き合いでも、他界された月までは覚えてはいなかったが10月とは……

そのようなことを考えていたら、ふと、学生時代に読みふけったレイ・ブラッドベリの一冊『10月はたそがれの国』という短編集を思いだした。
そういえば「ハロウィンがやってきた」という作品もあったし。
ブラッドベリは文章が美しく、不思議な話、SFめいた話、そして死の話など
映画化された作品もいくつかあった。

どれを読んでも不思議な雰囲気と、作品に導入していくその掴みが素晴らしい。

しかし、10月って神無月ともいうし、私に取っては今や不思議で寂しい月になった。

 

川越での姉の墓参の帰りに、隣町の川島に寄った。
以前に公園のバラが見事だったので、秋バラはどうかしらと思ったのだが、まるでハズレ。
ひとつも咲いていなかった。

         

 

しかし、近くにコスモス畑が広がり、介護施設の方や通りがかりの方が車を停め、今を盛りのコスモスを楽しんでいらした。
摘み取りどうぞの札が出ていたので、少しばかり摘ませていただいた。
家とお仏壇への良きお土産に。

  

         

 

 

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白菊なのに…

2021年10月07日 | 気になる

我が家には先祖代々の仏壇があるので、仏壇の花は欠かさない。

ところが今回、仏花束の一本の菊が大きく開花したらこんなカラフルな菊の花になった。

    


菊の蕾が網に保護されていたので気が付かなかった。

どうやら蕾の段階で細い筆を使い、テキトーに絵の具で色をつけたらしい

このような妙な菊は初めて見た。


白いカーネーションに色彩水を吸わせたり、花の茎をいくつかに割り、その茎の先を多色の色
水につけて多色の花に仕上げるのは知っているけれど…

良く見ると葉に絵の具が落ちていて、これってやはり絵の具の着色なのねとわかってしまった。


そもそも、何故わざわざ白菊に色を付けるのか…

真っ白であるべき白菊に失礼ではないか(苦笑)

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