犬の生活

2008年04月27日 | diary
まだまだ家の中が片付かない。
たまにスウィッチが入って、次から次へと片付く事もあるけれど…

ここへ来て、親戚の新築お祝いに招かれたり、義父の7回忌、頼まれた文学講座への出席などなど行事も満載だった。

パソコンを開く余裕も無かったら、今日はとうとう友人から電話が入った。
私にお誘いのメールを送ったのに、返事が来ないのであれこれ心配をしていたとか。
まして、私の身近に老人がいるのを知っているので、どうやら悪い想像をさせてしまったらしい。

まだカーテンやインテリア用品を探したり、工事が終わっても生活は落ち着かない。
おまけに未だに、中身を出した後の段ボールを潰す生活。(トホホ)
何故、どうでも良いような物が、家の中に溢れているのだろう?
捨てるのは簡単だけれど、いざとなると、これは誰かさんに頂いた物だからとか、高かったからなどと煩悩が私を引き止める。
私だけでなく、友人に訊けば引越しをして10年以上経ったというのに、結局捨てられなかった開かずの段ボールが押入れにいくつもあるという(怖っ!)

あちこちに避難させてあった荷物を持って、これはどこに収納するのかしら、と今度は右往左往して疲労困憊。
つまづいて転んだ挙句、膝と腕をすりむいた。

そんな時、我が家の犬のように何も所有せず、最低限の物だけで生きられたら、どんなにか気が楽だろうと、犬の顔を見ながら呑気な犬の生活をつくづく思った一日であった。
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予定外

2008年04月19日 | diary
朝から春の嵐。
外装工事の為に、2,3日前から建物に巻き付け&貼り付けてある養生の為のビニールシートが風にあおられ、凄い音を発している。

しかし、ビニールシートを貼りも貼ったり
その上、建物に近い木の枝も、遅咲きのチューリップも、ゼラニウム、ラヴェンダー、庭のベンチ、何もかもがシートでラッピングされ、まるでクリストのラッピングアートのよう(苦笑)

外装工事については当初から悩んでいたけれど、近いうちにメンテナンスをするのは必至。
足場のある内にと、追加工事をすることになったのだ。

おかげで、今年は新調するはずだった、パワーの無い私のおんぼろパジェロミニ。
それを更に乗り続ける羽目になった。

あ~あ、残念!!

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久々に

2008年04月15日 | art
忙しさにかまけて…
たいして忙しくは無いけれど、未だに毎日が非日常の連続。
私は体力が元々無く
疲れたぁ~~~疲れました。

体力と云うより、多分これは脳疲労。
内装工事が終わり、新しいスペースに、如何に効率よく物を納めるか
はたまた、どんな家具を入れようか…などと無い知恵を絞り
普段ほとんど使っていない脳分野を、いつになく酷使するから疲れる。

おまけに追加工事で、懸念していた外装工事も思い切ってやることに決定。
よって、まだまだ工事中。

ブログの更新もままならず
実はPCのメモ帳にパパッと(?)書くのだけれど
書くだけで、アップしようと思う頃には体力が限界。
以前は1時2時なんて当たり前だったけれど、今は全然起きていられない。
ベッドに倒れこんで意識が薄れる。
そして、気がつけばあっという間に2.3日は経ち、話題の旬は過ぎていく(苦笑)


今日はレッスンの帰りに、日本橋三越で開催されている東日本伝統工芸展へ行った。
友人のMさんから案内の葉書が届き、「賞をいただきました」と書いてあった。
彼女とは中学から大学まで、気がつけば一緒。
目指していたものは違っていたけれど、デザイン力を高めることにはお互い貪欲だった。
Mさんは、こつこつと自分の決めた一筋の道をまっすぐに。
彼女の事を思うときに、継続は力だとつくづく思う。

今回の作品は『春風』と題された打ち込み象嵌花瓶。
春風に揺れている、淡いアジアンタムのデザインが秀逸だった。
小さな世界なのに、どの面からみても趣が違う。
そして、彼女らしい優しい味わい。
「気品のあるお洒落な作品に仕上がっている」受賞の講評の中のそんな言葉は、彼女そのものをも表していると感じた。

さぁ、Mさんに受賞のお祝いのメールを書きましょう。
コメント (2)
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当世浮世風呂

2008年04月02日 | diary
リフォーム工事が始まり、一ヶ月が経とうとしている。
工程表通りに工事が進んでいるので、あと10日くらいの辛抱。

しかし、ここまで来れば工事が何日延びようと、気にならなくなっている。
最初の1週間は、音や振動に神経質になり、一日が経つのが遅かった。
しかし人間は順応性があり、不便な生活でも慣れてしまえば、そんなものかと気にならない。

今回は水回りもすべて改修するので、今は公衆浴場に通っている。

イマドキのスーパー銭湯が乱立の市内で、果たして公衆浴場が存在しているのかと思っていたら…

むか~~し、浴室を直すときに何回か通った公衆浴場のE湯が、隣の町内にまだ存在していた。
近隣にあった浴場は、既にマンションや、オフィスビルに変わっている。

先日も、都内の麻布十番温泉が廃業したと聞くけれど、
実際にE湯に行ってみれば、どんな時間帯に行ってもお客さんがほとんど居ないのだ。
E湯から車で数分足を延ばせば、出来たばかりのスーパー銭湯がある。
入浴料も公衆浴場は410円、スーパー銭湯は600円らしい。
確かにこの程度の差では、お風呂やさんには不利かもしれない。

建物も何もかもが古すぎて、ここも時間の問題のような気がした。
シャワーも後付らしい固定型。
脱衣所にはドライヤー設備が無く、自前を使うのも気がひける。

おまけに、お湯の温度が、温度計を見れば毎回47,8度。
「ご自宅のお風呂よりうちは熱いので、遠慮なさらずに水を入れてくださいね」
と番台のおばさん。
どうやら、自宅のお風呂に入れないことは先刻承知らしい(笑)

しかし、草津の湯のように、湯揉み板で湯もみをしたいくらいにナントモ熱い。

入浴は熱好きだけれど、さすがに45度を超えては…。
水を遠慮なく出しても、すぐ熱さはもどる。
アッチッチ!!

しかし、何故あれほど、熱くするのだろう。
重油だって値上がりしていると思うのに。
とはいえ、気がつけば、熱湯風呂にもいつしか慣れていた。

そんなお風呂屋さんではあるけれど、
毎日のように通えば、ここでも順応性を発揮して、文句を言いながらもなついてしまうから不思議。
お風呂屋さんでの暗黙のルールもわかり
顔馴染みになった人たちの、家庭の様子も垣間みえる。
当たり障りの無い話題が、お風呂場を満たし
おやすみなさいの言葉が、会話の終了を告げる。

さて、今夜もE湯へ行くとしましょうか。
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