緑の季節

2008年05月25日 | diary
時折、激しく降っていた雨が昼頃にやっと上がった。
太陽が出てくると、庭の緑が艶々と輝きだした。
私は、緑が一番美しく夏到来を思わせる、この頃が一番好き。


           


ひと雨ごとに、草木は丈を伸ばし
ビオトープのつもりで池に植えた植物が(名前は忘れました)面積を広げ過ぎ
お陰で、金魚の居場所が日々狭められていく。
おまけに、ドクダミも居場所を確保。


           


根ミツバの切り落とした根を植えておいたら、気付けば小さく地味な花が咲いていた。


           


午後からショッピングのついでに、夏の旅行に必要な帽子を探した。

しかし、帽子って全然似合わない。
どれを被っても、自分で笑っちゃうくらい似合わない。
テニスをやっているときの帽子を捨てなければ良かった。

それより、サイズが無いのだ。
M以上がほとんどで、Sサイズは少ない。
だから余計選択範囲が狭まる。

足も小さいけれど頭も小さい。
もしかしたら、頭の中身が少ないのかも(苦笑)
母はそんな私の小さな頭を「金柑あたま」と呼ぶ。

まだ時間があるので、ゆっくり探すつもり。
家人には、子供の帽子売り場の方が良いと言われた。
それもありかも(笑)
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痩せたわね・・・

2008年05月24日 | diary
友人と3人でランチ。
兎にも角にも、今月は忙しくゆっくり3人で会うのは久しぶり。

先にお店に着いていた2人が、私を見るなり一言  「痩せたわねぇ」だって。

元々私は太ってはいないけれど、オバサンだって夏に向かい薄着ですっきり&ほっそりと過ごしたい。
だから、そういわれた事は、喜ぶべきことなのかも…
しかし「痩せたわね」と言われた時の、私の心の中は何故か複雑。

というのは、
前日は書いた文章を批評して頂く小説の日。
先生を待ちながら、Tさんとお茶を飲んでいた。

相変わらず、お客さんの少ない静かな喫茶室。
先客のおば様4人グループの話が聞こえてきた。
案の定、その年代特有の病気自慢が始まった。
誰それがなんとかで入院中とか、私のコレステロール値や血圧がどうとか脳が膝がね…などと、そんな話題で盛り上がっていた。

Tさん「ああいう話って、あまりしたくないわよね」とぽつり。
彼女は認知症の母親の介護と、少しだけれど障害のある娘さんとの日々を過ごしている。

そこへ先生が登場し、席に着くなり
「先日、具合が悪くなりましてね…」
先ほどの話は忘れ、ついつい、私たちも「それで、それで」と。
先生は軽い脳梗塞を起こしたらしい。
喋ろうとしても考えがまるでまとまらず、脚の具合も変で、おまけに言語障害も。
しかし、一過性だったらしく、今では普通とまるで変わらない。

すると、その話題からTさんの知らなかった過去が話された。
私と知り合う10年前まで、ハンググライダーで空を飛んでいたとか。
しかし、その時の事故で頚椎を痛めた結果、未だに脚に痺れがあると言い出し、
おまけに血圧を下げる薬の副作用や、成人病のあれこれなどを語りだした。

文学の話はどこへやら。
気付けば、こちらのテーブルも病気自慢で盛り上がっていた(笑)

そんな話を聞いていると、最近私の左足が時々微妙に重く感じるのが、更に気になりだした。

そして痩せたと言われると、やはりどこかが悪いのかしらとマイナス感情が湧き出て…と言う話。

家中をひっくり返し、何かの記念で頂いた血圧計をやっと探し出した
恐る恐る計測すれば、相変わらずの低血圧。

だから大したことなんてないと、自分の気になっている気持ちをねじ伏せた。

しかし、太っても気になるし、痩せても気になる。
自分にとっての、ちょうど良い具合がわからない。

全く人間は御しがたいもの。





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完全武装で

2008年05月20日 | おでかけ
昨夜からの風雨で、テラスに置いた鉢がいくつか倒れていた。
朝の雨は止みそうになると、いきなりバケツをひっくり返してくる。

雨女の私です。
こういう日に限って、色々と出かけなければならない。
まずは、レッスンもあり。
JRも各線が乱れ始め、出かける頃には既に影響がでていた。
まして横殴りの雨。
今日ばかりは完全武装ではないと…。

家中を引っ掻きまわして、なんとかレインコートとレインシューズを見つけた。
レインコートはクリーニングのタグが付き、最後に着たのがいつだったのか。

とりあえず履き替えのパンプスも持った。(帰りに寄る所もアリ。いくらなんでも長靴じゃあね)

レインコートを着れば、ナント!デカ肩パット入り(一体何年前のコート?)
レインシューズを履き、駅までの道を横殴りの雨を避けながら歩いていると、ナンカ変!

ちらと足元を見れば
あ~ん。
高○屋で買って、まだ1,2回雪の日に履いただけなのに。
ずっとしまいっ放しだったのがいけないのか、コーティングされたビニールがパラパラと剥がれ出している。
表面が劣化していたのだ。

やはりJRは間引き運転され、すごい混みようだった。
しかし、乗り換えた山手線内回りは何故か乗客がまばら。
だからというわけではないけれど、車内でぼろぼろレインシューズをこそこそとパンプスに履き替えた。


今日、やっと「on green dolphin street」をパス。
しかし、弾いている途中で、繰り返しを間違えているのに気付き、先生のベースもそれに付き合ってくださって(トホホ)
演奏を入れて下さったMDを聴けば、演奏はモロに弾き手の感情を表す。
間違えに気付いたところ、そしてそれがトラウマとなって最後のテーマを弾く時に演奏がおどおどとしているのだ。

趣味の世界とはいえ、そんな自分にがっかり。
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至福の時

2008年05月18日 | jazz
「至福の時」があるとしたら
昨夜のBunkamuraオーチャードホールでの「KIETH・JARRETT SOLO2008」
何事にもそれほど感動しない私が、ピアノのインプロヴィゼーションのあまりの美しさにウルウルしてしまったのだ。

演奏を聴きながら、先日聞いたばかりの、自分の力ではない何か大きな力に書かされているという作家たちの話を思い出した。
彼のピアノを聴きながら、才能を超えた何か大きな力に弾かされているピアニスト…そんな感覚がした。

残念だったのは、聴衆のたった一人の掟破りだった。
即興演奏は、演奏者が全神経を集中して1音1音を紡ぎだすのだと思う。
(即興演奏なんて、したことはないけれど)
聴衆は1音がどこに繋がり、どこにどう発展していくのか、期待しながら集中して聴いている。
そしてその演奏の中に、聴く人なりの様々なインスピレーションを抱くのだと思う。
1部を終えたときのキースの様子が明らかに変だった。
2部が始まったときに分かったのだが、客席からカメラのような白いライトが見えたという。

これで今回のコンサートは失敗で終わるのかと思っていたら、そこから演奏が上り調子に乗ってきた。
最後はホール全員のスタンディングオーベーションで終わった。
キースもリラックスしてご満悦の様子で、なんと5曲もアンコールに応えてくれた。
5曲目の出だしで、間違えたと言って弾きなおしたのには、皆が笑ってしまったけれど、神経質でどこまでもストイックなアーティストという印象が薄れた。
しかし、適当に誤魔化さなかったところは、やはりストイックなのかも。
私はテキトーに誤魔化しますが…
ジャズに不慣れ(笑)な夫も、いつになく興奮気味だった。


           


Bunkamuraザ・ミュージアムでは、昨日から「薔薇空間」というフランスの宮廷画家ルドゥーテの生誕を記念した企画が始まった。
ドゥマゴ パリ前の中庭には薔薇の鉢が沢山置かれ、辺りには薔薇の香りが漂っていた。

        


驚いたことに、私と同じ県内で生まれ育った夫は、なんと渋谷の街に来るのは生まれて初めての事だそう。
勿論、渋谷駅前のハチ公にも御目文字したことが無いとか…
そういえば、今まで一度も一緒に来たことが無かった。
何年も暮らしていながら、お互い知らないことが満載!
「めずらしぃ人ネ!信じらんない!」と揶揄しながら、ハチ公像、センター街、ギャルの聖地「109」に連れて行った(笑)

おかげで、ついつい自分の年齢を忘れ、109でアバンギャルドなTシャツを買ってしまった。
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気にしていたこと

2008年05月16日 | diary
晴れた朝は、気持ちが良い。
窓辺に置いた、クリスタルが朝日を浴びて、壁に7彩の分光を作った。


          


こんな日は、何か良いことがありそうな気がした。

案の定、4年前に会ったのが最後、そしてその後会うことは絶対に無いと思っていた人から、なんと電話が入ったのだ。

彼女は、私よりいくつも年上の友人だけれど、時々思い出しては気になっていた。

私は、かつてあるグループを纏めていた時があり、そこに所属していらした方だった。
そして、彼女は病院で婦長を務めていたというだけあって、グループの中では抜群の存在感のある人だった。

しかし、私の一方的な理由でそのグループを解散することになり、それは健康上の理由だったとはいえ、やっと築いた関係を断絶したような形になり、私自身とても気になっていた。

久しぶりの会話も、空白の時を超えてはずみ、私にずっと会いたかったのと言われればすごく嬉しく、その言葉で永年の借りを返した気がして、気になっていた心が軽くなった。

勿論、再会を約束したのは言うまでもありません。
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