勉強会?イコール飲み会

2005年04月30日 | diary
木曜日に、わたしが知らないうちに世話役にされていた勉強会(のつもり)で久しぶりの飲み会をした。
年代や職種も皆違う。だからこそ、色々な話題が満載。
いつの間にか、わたしのプチ鬱もどこかへ飛んでいた。
今回の事故のことから、政治のこと。某有名小説家のどっきり処世術。男のプライドそこまで捨てるかという話。息子に遠足のお弁当をつくった父親の、涙なくしては聞けないエピソードなど、泣きと笑いが満載の深~い話題ばかりだった。詳しく書きたいのだが、長くなるので今回はパス。

ブログの話題も出て、ricoさんもやっているんでしょと聞かれた。
以前は他のブログをあるテーマで続けていたが、友人にうっかり教えてしまった。
その人に読まれていると思うと、根が真面目なものだからちゃんと書かねばと身構えてしまう。
すると、もう自然体では書けなくなり、更新を止めた。
今回は絶対に教えないぞと自分に誓ったはずなのに、アルコールのせいでgooでネ、といってしまった。

ここに60代半ばのおじさまが参加している。
このおじさま知り合いの人の話をする時に、名前のほかにこの人の旦那さんは東大を出て某省庁に勤めて息子も東大とか、旦那さんはどこそこの社長さんで…と必ず修飾語がつく。
これが極めて女性に評判が悪い。
そのうえ、おじさまは他のグループでわたしのことを話しているという。ナンデ?
さて、わたしのことは名前の他に何がついているのだろうか。
自分のことはあまり話さない事にしているから、「秘密主義で若作りのオバサン」くらいのことを言っているのだろうか(笑)
今度沢山お酒を飲んでいただいて、お口が滑らかになったところで聞き出しましょ。
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たま~に、気分は鬱

2005年04月27日 | diary
ひとつは尼崎の事故のニュース。
遅々として進まぬ救助。素人には分からない事なのかもしれないが、それにしても時間がかかり過ぎる。
どうして、どうしてとニュースを見るたびに歯がゆく思う。
電車に乗っているのかもしれない家族に、何度も何度も連絡をとり、それでも繋がらない時の焦燥感は想像に余りある。
わたしに、最近これに似たシチュエーションがあったので、持って行き場の無い辛さが良く分かる。

それから昼間、急に降り出した激しい雨のせいなのかも。
あんなに晴れていた青空が俄かに掻き曇り、いきなり大粒の雨が。
わたしはそんな低気圧に弱い。雨が降る前は時々頭痛が始まる。
雨が降ると、自律神経が乱れ鬱になりやすいらしい。
評論家の江藤淳が自死した日も、こんな風に急に激しい雨が降った日だったと聞いた。

親友のMさんから来月の美術展の葉書が届いたのも…。
彼女はすっかり芸術家として認められている。
Kさんもニューヨークから戻って自分の建築事務所を持ち、本でたまに名前をみかける。
中学から大学まで三人一緒だった。
わたし以外は、ふたりともあの頃と全然志が変わっていない。
どこでわたしは違ったのだろうか。ああ(頭を掻きむしって…)
親友の活躍を知るたびに、わたしの中に湧き上がるある種の感情。
わたしも、そこそこ到達したと自分では思っていたけれど、まだまだ甘いと今では思う。今は心地よい微温湯に浸かっているような、居心地の良さに慣れきっている。
まぁ、人のことを羨んだからってどうなるものでも無し。
自分は自分よと思ってもねぇ。
色々な事をやっても、結局は死ぬまでの暇つぶしをしているみたいな……そんな感じ。

嫌だな。こんなネガティブな自分。
時々陥る、プチ鬱。
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犬と人間。どちらが~~?

2005年04月23日 | diary
我が家のわんこをつれて、動物病院へ予防注射へ行く。
午前中は特別休診だったので、金曜の午後に待つのを覚悟で出かけた。
待合室に60代半ばのご夫婦が、二匹の白い小型犬を抱いて入って来た。
受付との会話が耳に入る。
「お名前は?」
「まだ決めていないんです」
「とりあえずユミでいいじゃないか」
「やだわぁ。娘の名前を犬につけるなんて」
「仕方ないじゃないか。急なんだから」、、、、、、
夫の方はマルチーズを抱き、外の車で待つからと出て行った。
わたしと目が合った奥さんは「この犬ね、捨てられていた犬なの。届けた警察に犬の様子を聞いたら、保健所に連れて行くっていうので、急いで引き取ってきたところ。あまりの汚さに、そのまま犬のお風呂屋さんに寄ったら、この子マルチーズかと思っていたらプードルですって。そのくらい毛が伸びすぎて、まさかプードルだとは思わなかったわ」
わたしに見せるように差し出した仔犬は、正にプードルだった。
プードルのスタイルにカットされ、赤いリボンがとても似合う可愛い仔犬。
一体何歳なのか、ちゃんと不妊手術をしているのか、健康状態を診てもらいに来たそうだ。
このご夫婦、さっきのマルチーズのほかに、猫3匹、20歳の老犬を介護しているとか。
プードルはどこかで飼われていたらしく、人に良くなついている。そして痩せてはいない。
首輪を外して捨てられたのだろうか。
衝動的に買い、犬に飽きると衝動的にぽいと捨てる人が多いと聞く。
人間のエゴで…と当たり前の事を言ってもね。いつも犠牲は弱者だ。

「アナタも運が良かったわね。こんないいママができて」といいながらわたしは仔犬の頭を撫でた。
その奥さん。「そうよね。公園でマルチーズをだっこして散歩していたら、ホームレスの人が寄ってきて、俺も犬に生まれたかったよ。俺は母親に抱いてもらった覚えが無いんだ。お前は抱っこしてもらって幸福だなって羨ましそうにうちの犬を見るのよ」
う~~ん。わたしの心は複雑。

4月22日は「良い夫婦の日」だとか。
それを記念して募集したエッセーが、新聞に発表されていた。
その中に、
“物言えぬ犬を、オレより気遣うのは良く分かる。
しかし、どうしてオレのは1000円で、犬のは6000円のTシャツなんだ”
う~~ん。これもなんとも複雑。
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箱根はまだまだ春爛漫~~

2005年04月22日 | おでかけ
姉に誘われて、姪と3人で箱根に行く。
箱根の山の上は今が遅い春。千本桜の吉野山(行った事も、見たこともないけれど…)のように山全体がグリーンとピンクの淡いヴェールを掛けたようで、雨が降り出して更に美しくなった。

千石原に箱根ラリック美術館が先月オープンしたらしい。
一泊した翌日は、そんな訳で雨だったので予定を変えて美術館に行く。
わたしはラリックの、ジュエリーの中に表現された自然観や宇宙観に昔から惹かれている。
動植物や鳥の表現が当時のジャポニズムの洗礼を受けているとはいえ、やはりどこかが決定的に違う。
それが何なのかと考えるとやはりラリックの自然の形態の捉え方だと思う。
例えば普通は美しくないとされている蝙蝠や蛾や魚の開きなど。しかし、ここの作品を見ていて、ほとんどすべてが以前見た記憶があった。帰宅して13年前に国立近代美術館でのラリック展の図録を引っ張り出すと、やはりみんなそこに載っていた。ミナミ美術館所蔵とあった。するとそこがすべて手放したという事なのだろうか。
確か秋葉原にあったミナミ電機の社長が収集していたコレクションだった。
ミナミ電機は、確か随分前に閉店したと思う。

それよりエントランスに飾ってあった、假屋崎省吾の活け花にはみんなでどひゃぁ。
せっかくのラリックと、趣味の悪い赤や薄紫色の造花の活け花はどうにもミスマッチ。何とかしてぇ(笑)
コメント (3)
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ご機嫌な一日

2005年04月17日 | diary
麻布十番「富麗華」のランチコンサートへ行った。
スーツを引っ張り出してちょっぴりドレスアップ。
たまにはこんな日もつくらなきゃぁ。
若手テノールの美声をたっぷり堪能。
彼は喋りも楽しく、ノリがいいのでクラシックもカジュアルに聴けるのが楽しい。
最近、人気がどんどんヒートアップしている。そしてやはり彼はオペラのアリアが最高。
富麗華のお料理は、今日も美味しく雨にも降られず、ご機嫌な一日だった。

今日は初めてJR王子駅から地下鉄南北線に乗った。
六本木まで近くなったのにはびっくり。
しかしこの南北線といい、大江戸線といいぱっとしないネーミングに脱力。

今年は1月のSTINGのコンサートから始まって、3月のジャズライブ、そして今日のクラシック。
何だか全部ジャンルが違う(笑)…。

一緒に行ったSさんが、六本木ヒルズにまだ行った事が無いと言い出した。
それで麻布十番商店街を覗きながらヒルズまで歩く。
毛利庭園の柔らかく豊かな新緑がとても美しかったが、しかしヒルズも一回行けばもう沢山。
だが、もし再び行く機会があったら是非寄ろうと密かに思っていた「トラヤカフェ」。
またも並んでいる人数が半端ではない。
今回も入れなくてああ!残念。
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