何もしない年の暮れ

2006年12月31日 | diary
何だかんだと、今日も言い訳。
夫「家はいつも綺麗にしているから、大掃除の必要がないよね」
わたし「そうそう。きれいきれい」
夫は、パソコン。
わたしは、先生に頂いたベースとドラムのCDに合わせてジャンジャカ、朝からピアノ。

実は大掃除を始めると、それこそ際限なくお掃除をしてしまいそうなのだ。
実はそういう性格。
見ないでおこう!
犬は室内で飼っているし、改装もする予定だし。
自分への言い訳は上手いのだ(苦笑)

しかし、遅ればせながらやっと年賀状を書き上げた。
毎年、飽きもせず版画をスリスリ。
友人から、貴女の版画の年賀状楽しみなの…なんて言われてしまうと、今年も力が入った。
やはり好きなことをしているのが、最高。
けれど、最近は自慢の視力も年齢には勝てず、まして根気も無くなり、摺りあがったのをみるとがっかり。
イメージ通りではなく、何だか変なデザインに仕上がった。
気に入らない。
しかし、ぱっと見る分には派手な印象が残り、まぁいいか。
今は、1枚摺るだけで済むので本当に助かる。
あとは、パソコンの助けを借りるのみ。

年賀状の売れ行きもメールのお陰で落ちていると言う。
わたしもメールで、何人かに送る予定でいる。
絵画のカードのサイトから、いつも相手の方の好きそうな絵を選ぶ。

そのせいでもないけれど、年々出す年賀状の枚数が減っている。
付き合い方が薄くなってくると、虚礼廃止とばかりに思い切って出すのをやめた。
そして、友人の数も減っていく。
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My Foolish Heart ・・・

2006年12月27日 | jazz
         


 暑い…そんな感じ。
室温は23度。
師走だというのに、この暑さ。
わたしは自立神経の働きが弱いので、この気温の変化についていけず頭痛が始まった。

…というより、また母の身勝手さに巻き込まれた。
大昔に、大枚(笑)をはたいて、人間関係講座なるものを受講した事があった。
それは今も役立ち、他人とは上手く五分五分の関係を築くことができる自信は少しある。
けれど身内となると、まだまだ修行が足りないらしく、それはとても難しい。

今回の原因も、取るに足らないこと。
いつもの「待てない母」が始まったのだ。
自分のペースにわたしを巻き込み、決して譲歩はしない気持ちが言葉の端々にみえる。
わたしは、母にいつも優しくしてあげたい気持ちは勿論持っている。
だから、わたしが譲歩したけれど、水面下にわたしの今までの人生での親との関係の複雑なものが、相変わらず綿々と流れているのだ。

そして、事が終わった後は、脳疲労を起こしたらしく頭が重い。
人から教わった百会のつぼをマッサージしながら、エヴァンスの“my foolish heart”をリピートして聴いていたら、やっと落ち着いてきた。

「愚かなり我が心」・・・・・まったくぅ(冷笑)

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走る凶器

2006年12月26日 | diary

屋根を打つ雨音で眼が覚めた。
この季節には珍しい、激しい雨。

午後に、家に姉が寄った。
週末に、姉が道路を自転車で走っていたら、横丁から凄いスピード飛び出してきた自転車に横からぶつけられたというのだ。
救急車で病院へ搬送され、検査を受けると骨折は無かったので安心したという。
しかし、打撲傷で全治2週間。
笑っても、そしてちょっとした動作でも、ぶつけられた箇所に響き、痛そうだった。
ぶつけた若者はそのまま逃げようとしたので、気丈な姉は痛いのも忘れて後ろの荷台にしがみついたらしい。
最近はTVで、無謀自転車の事故多発をよく取り上げている。
後遺症が出たり、亡くなる人も増えている。

どうして、あんなに馬鹿みたいにスピードを出して走るのだろう。
わたしもそんな自転車に、何度ヒヤリとさせられたかしれない。
特に、学校へと急ぐ高校生。
携帯でメールを打ちながら猛スピード。

しかし、姉がつくづく言ったのは、人通りがあるのになかなか誰も助けてくれなかったそうだ。
気を抜くと逃げられるので、警察と救急車を呼んでもらおうと頼んでも素通りし、犬を連れた夫婦は携帯を握っているのに「寒いから」などと訳が分からない事を言って足早に去り、やっと男性と中年の婦人が手を貸してくれたそうだ。
最近は係わり合いを避ける人が増えている。
人情はホント、紙より薄い。

そして、自分の身は自分でしか守れない。
わたしも気をつけよう、走る凶器にならないように。



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funky and groovy

2006年12月19日 | jazz
 昨日の夕刻から、身体がザワザワし始めた。
風邪?
そう思いながら、耳鼻科で頂いている漢方薬を、気休めに多めに飲んでおいた。
夕食を作る元気も無くなり、熱を測ったり、そして即ベッドイン。
横になりながら、このザワザワ何だろう?と考えて、はたと気づいた。

午後に、親友のSさんから電話があった。
彼女は結婚してから、色々試練に襲われ、やっとそれらをクリアをしたと思ったら、次は自分の体を壊し今は杖を突く生活に。
わたしは、彼女の気持ちを受け止めたり、わたしの愚痴も聞いていただいたり…
1週間前に、わたしに嫌~なことがふりかかり、そんなことは忘れる事に限ると思っていた。
彼女の話を聞いていたら、その嫌な事がどうやらフラッシュバックしてしまったらしい。
自分自身では、少しも気にしていなかったのに、身体は正直なのだ。
去年、人生最大のピンチで、心身ともにダメージを受けて、そのときと同じ症状だった。

どう足掻いてもなるようにしかならない、他人は変えられないのだからと、やっと諦念の境地になった。
すると、身体がすっと軽くなり、睡眠に楽にはいった。
そして、目覚めはそれほど悪くは無かった。

今年のピアノのレッスンは、今日で終わり。
昨日の状態では、お休みをしなければと思っていた。
朝の食欲は無かったけれど元気は戻っていた。
複雑なわたし。

なんとか、出掛けられた。
今年最後の課題曲「someday my prince will come」(いつか王子様が)
先生に綺麗な曲に仕上っていると言われ、アドリブも今までの曲の中で一番気に入っている。
わたしのレパートリーのひとつになった。
最後の仕上げに、先生のベースとセッションをし、録音をして終わり。
随分上達をしたと褒められて、良い気分。

今年1年間の挨拶をした。
「**さん。来年もfunkyでいきましょう!」
帰り際に、先生に言われた。
そうだ、いくつになってもfunkyやgroovyでいようと思っていたんだっけ。
funkyって「素敵な、とか、イカス」そんな俗語。

そんな気概が、多分わたしの元気と若さの秘訣かも。
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どぜう鍋 & エルミタージュ どちらが

2006年12月17日 | art
またまた、招待券で、今度は夫を誘い「大エルミタージュ展」へ行って来た。
終了間近なので、混んでいるのではと思ったら…暖かい日曜日、案の定さすがに混んでいた。

実は、こういう美術館展は行かない事にしている。
第一に、CMを流したりするので、混んでいる。
呼び物の作品は少しで、あとはその他大勢という感じ。
テーマはあっても、何だかデパートの大食堂のような印象でイマイチこれという感動が無い。

しかし、各都市を描いた絵画の緻密さには驚嘆。
その隣にマルケの、のほほんとした絵が並ぶと、絵の具が買えなかったのかしらなどと不埒な感想が出てくる。

今回も目玉は、ゴーギャンとユトリロ、ルノワールなどで、それらの前は人だかり。
わたしはひとりの芸術家の回顧展などが好きなのだ。

今回、興味を引いたのはエルミタージュ美術館の建物。
多分、バロック様式だと思う。
バロックだから、絢爛豪華。
わたしが好きなのは地味なゴシックだけれど、このロシアンバロック、是非本物を見てみたいと思った。


今日のもうひとつの行き先は、「どぜう」を食べに行く事。
どちらかというと、こちらがメイン。
「駒形どぜう」と「飯田屋」さんだったら、我が家は飯田屋さんのファン。
今回も「飯田屋」さんへ。
                  
わたしはすご~く好きというほどではないが、息子が渋く川魚が小さい頃から好きなのだ。
中学生の頃に初めて連れて行ったのが、この「飯田屋」さん。
それ以来、夏休みに帰ってくると、夏が鰌の旬だというので毎年食べに行った。
そして、夫もわたしも食べられないどじょう汁。
息子はどじょうの体のヌルヌルで、汁もヌルヌルして美味しいという。(きゃぁ!)
しかし、お鍋はわたしも好き。
「まる」のままのどじょうの上に、葱をたっぷりのせてぐつぐつ煮る。         

仕上げは、いつも鰻茶漬け。
これも美味しかった。
いつも感じるけれど、ここの仲居さんの目配りと、感じの良さは本当に気持ちが良い。

浅草寺まで歩くと、今日から「羽子板市」が始まっていた。
善男善女で境内は、溢れかえっていた。

しかし、ここへきて連日のお出かけ。
ちょいと疲労気味。
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