まだ慣れない

2015年11月25日 | diary


母を施設にお願いしてから1週間が経った。
勿論、私も母も互いの不在にまだ慣れはしない。
面会に行くと、いつ家に帰れるのと母は訊く。
経験済みの友人は、1か月くらい経つと施設に慣れてきてそこでの友達もできてくるから大丈夫、心配いらないわよと言うけれど…とはいえ、私の中ではこういう選択で果たして良かったのかという疑問の気持ちと、お互いの為にこれで良かったという肯定の気持ちがない交ぜになっている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私の母だから

2015年11月15日 | diary

遂に、母を介護施設にお願いしようと決心した。
それまでは、来年の春頃に…などと漠然とした想いが、私の中にはあったのだが…。
先月のこと、急に母の足がもつれたり,、歩く時のヨタヨタ感が目立つようになった。
そして筋肉痛も訴えたので整形外科に連れていったり、デイケアを休ませたりもした。
しかしその後、体が怠くてねと訴え、朝になっても起きられなくなった。
主治医の往診で診ていただいたけれど、これといって悪いところも見つからず、検査の数値も悪くない。
老人は急にガタガタと体調が悪くなるということは、父で経験済みだがその父と似たような症状だった。
9月に母の弟の叔父も前日まで元気だったのが急に体調を崩し、結果老衰で静かに亡くなったばかりだった。

主治医のアドバイスもいただき、それが介護施設の入所を決めるきっかけになった。
現在はは歩く時のヨタヨタ感は否めないが、いちおうデイケアも以前のように通えるようになった。

とはいえ、私の中で母を入所させることへの葛藤がある。
まだ元気だからもう少し家で看てあげたほうが良いかしら、しかし認知症もあるし私にはもう無理かな?などと。
その微妙な私の悩みを介護経験済みの友人に相談しても、もっと家でみてあげたほうがという人はいなかった。

私などは大変な介護こそしてはいないが、やはりストレスは日々溜まっていく。
実母だからこその悩みも尽きない。
私を生んだ母親だから…そんな親子の情が今の私には重い時がある。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする