去年の秋から楽しみにしていた、キース・ジャレットのJAPANツアーのライブへ。
いつものG・ピーコックのベース、そしてJ・デジョネットのドラムスとのトリオ。
キースジャレットというと、あの唸り声と、もってまわったようなピアノの弾き方で、好き嫌いが分かれるところかもしれない。
2階の1番前だけれど、チケットを買うのが一日出遅れてSS席が取れなかったことを話していたら、隣の席の若い男性が話しかけてきた。
「1階のSSより、ここの席の方が断然良いですよ。人見記念講堂は…」などと、おせっかい(笑)
しかし、この上野の文化会館は久しぶりだった。
エディタ・グルベローヴァのアリアを聴きに行った、数年前が最後だったような気がした。
「you go to my head」で始まり、アンコールの最後は「when I fall in love」
この最後のナンバーを聴きながら、キースの持って回ったような弾き方が、何故わたしに心地よいのかが分かったような。
わたしの息遣いに添ってくれるような、ゆったりとした優しさを感じるのだ。
波動のような音符の連続体……確かにそういう言い方が、一番しっくりくる。
みんな年をとったと思いながら、その昔初めてG・ピーコックが日本へ来た時の変な内容のラジオ番組を思い出していた。
昔より、唸り声が減ったような気もして
やはり唸りやハミングがないとキースらしくない(笑)
立ったり座ったりと忙しい、しかしそれもリズムを取る一環なのかもと思いながらも、これでは慢性疲労症候群になるのも当然かもと思いながら。
久しぶりで後味の良い演奏、そして最高な至福のひと時だった。
いつものG・ピーコックのベース、そしてJ・デジョネットのドラムスとのトリオ。
キースジャレットというと、あの唸り声と、もってまわったようなピアノの弾き方で、好き嫌いが分かれるところかもしれない。
2階の1番前だけれど、チケットを買うのが一日出遅れてSS席が取れなかったことを話していたら、隣の席の若い男性が話しかけてきた。
「1階のSSより、ここの席の方が断然良いですよ。人見記念講堂は…」などと、おせっかい(笑)
しかし、この上野の文化会館は久しぶりだった。
エディタ・グルベローヴァのアリアを聴きに行った、数年前が最後だったような気がした。
「you go to my head」で始まり、アンコールの最後は「when I fall in love」
この最後のナンバーを聴きながら、キースの持って回ったような弾き方が、何故わたしに心地よいのかが分かったような。
わたしの息遣いに添ってくれるような、ゆったりとした優しさを感じるのだ。
波動のような音符の連続体……確かにそういう言い方が、一番しっくりくる。
みんな年をとったと思いながら、その昔初めてG・ピーコックが日本へ来た時の変な内容のラジオ番組を思い出していた。
昔より、唸り声が減ったような気もして
やはり唸りやハミングがないとキースらしくない(笑)
立ったり座ったりと忙しい、しかしそれもリズムを取る一環なのかもと思いながらも、これでは慢性疲労症候群になるのも当然かもと思いながら。
久しぶりで後味の良い演奏、そして最高な至福のひと時だった。