「ちょい不良(ワル)オヤジ」とは

2007年06月29日 | diary
書店の男性用雑誌棚でみかける『LEON』
創刊時に「ちょい不良(ワル)オヤジ」のキャッチコピーと共に話題になった。

「ちょいワルオヤジ」になりたい男性が、その指針(笑)として買うに違いないと
そして、常々どういう男性が「ちょいワル」になりたくて買うのだろうかと思っていた。

今日やっと判明!
愛犬の常備薬をいつもの動物病院へいただきに行った。
待つ間に書架をみていると、『LEON』7月号みっけ。

【ちょい不良(ワル)オヤジのモテるバカンス
旅は酒脱でこなれたモテワザの魅せ場です!
別格オヤジだからこそのガシ使い!
「極輝(ゴクキラ)ダイヤ」でひとり勝ち!】

それに、だいたいこのガシ使いという意味もわからない
知っている人がいたら教えて欲しい
そんなもてたいオーラが満載のキャッチコピー

薬が出るまで中身を検索。
やはり定番の男性の三種の神器のあれこれ。
女性ファッション誌の男性版で、CCほど刺激的ではない普通の雑誌だった

とはいえ、バカンス先でもてるように、ダイヤのリングなんかキラッと輝かせちゃうらしい
モデルは、勿論中年のちょいワル系

なるほど、このドクターが読むんだと思いながら、つくづくちょいワル系からは程遠い顔をじっくり観察してしまった。
しかし、やはり女性にもてたくてこの雑誌を読んでいるのかしらと、つい思ってしまう(笑)

わたしは○○王子や韓流スターより、お洒落な中年男性嫌いではないけれど
未だかつて、グラビアに載っているようなご機嫌ファッションのちょいワルな方、見たことも聞いた(?)ことも無い。
一体どの辺りで、みられるのだろうか。
コメント (4)
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1枚の絵

2007年06月27日 | art
ピアノのレッスンに行くと
スタジオの壁に1枚の絵が貼られていた。
観る者の心が凍りそうな、今まで見た事も無いほどの淋しい絵だった。
絵の中から、描いた人の声が、叫びが聞こえそうだった。
A4の紙に、荒涼たる景色の中1軒の家が描かれていた。

生徒でもあり、先生の友人が描いたという。
ふと、去年のコンサートで、彼がピアノをぎこちなく弾いていた姿を思い出した。
10年以上鬱で苦しんでいるという。
そんな彼の心の内が手に取るように…分かり過ぎる絵だった。
その絵を見つめていると、描いた人を思いっきり抱きしめてあげたいと思った。
底なしの寂しさが、まだ稚拙な絵から噴き出し
稚拙とはいえ、描いた人の言葉にならない気持ちが痛いほど伝わり、わたしはゴッホの絵を思い出していた。

この絵をどう思います?
先生に聞かれた。
先生と同い年のようだから、まだ30代。
未来はまだまだ限りなく前に広がっているというのに。
彼のために絵の感想をいただけますかと。
思ったままを、そして描き方のコメントを述べた。
学生時代、色彩心理学を学んだけれど、その絵のように、殆どが茶色で埋められているのは何を表しているのだろう?
色彩心理、そんなことはすっかり忘れている。

今は心を病んでいる人が珍しくない。
時代背景なのか、家族の問題なのか原因は多分様々、
心が繊細な人には住みにくい世界に確実になりつつある。

1枚の絵を描くたびに、今は描いた人の心が解放されつつあることを祈らずにはいられない。
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エネルギー 無いです

2007年06月26日 | diary
今月は、様々なことがわたしの周囲で起き
その為に、わたしの心は落ち着かず
毎日気分は空回り

ブログの更新もままならない。

優しかった伯父が亡くなった。
その時の母の顔は能面のように表情が強張り、しばらくどこかしら妙だった。
そして自分の兄なのに、告別式さえ行こうとせず、代わりにわたしが参列したのだ。
伯父が入院した頃から、死に逝くだろう自分の兄を母は見たくなかったのかもしれない。
わたしがいくらお見舞いを勧めても去年からの入院中に、母はとうとう1回しか行かなかった。
しかし、母と伯父の関係や伯父の複雑だった生涯を考えると、母の気持ちも何となく理解できる。
今でも母の中では、元気な姿の伯父が存在しているのだと思う。
歳を重ねた人の心理は、なかなか理解しにくい。
けれど、本人の望むことに添うのが一番なのかも....と思いつつ


おまけに、友人同士の気持ちの行き違いの交通整理もしなければならなかった。
友人が鬱になった。
医療機関の扉を叩くと思っていたら、ある宗教に救いを求めた。
それで心が楽になれば良いのだけれど
勿論、心身の不調は良くならず
今まで知っていた友人とはまるで他人のように、日々変わっていく。
口から出る言葉は、宗教めいて
わたしまで生き方を問われてしまう始末。

わたし自身が、信じられないほどの未知の彼女の人格がでて
本音なのか、はたまた病気が言わせているのだと思ってはいても、その口から出る言葉はきつかった。
そして、ひとりの友人に今までの彼女では到底考えられないようなことを言ってしまったのだ。
そんなふたりの間を、何とか納めようとしたのは良いけれど
そんなこんなで、疲れたのは今回もわたし。

「年々気の許せる友達って少なくなるわよね。だから今の友人関係ってとても大事」
女性の間で良く交わされる常套句だ。
確かにそうだけれど、わたしは時々それらが鬱陶しく感じることが増えてきた。
他人は変えられないから、自分を変えていく、そんなエネルギーが枯渇しかかっているのかもしれない。

そんなことを考えながら、先の週末、返却のためにTSUTAYAに向かったら
新都心の駅からずっと、スーパーアリーナまでおば様たちが佃煮状態(笑)
どうやら韓流スターの聖地と呼ばれる(らしい)アリーナに、韓流スターが来るらしい。

早速、韓流ファンの友人に訊ねたら、リュウ・シオンだそうだ。
彼女もこれから出掛けると言っていた。
そういえば、近くで名前入りのお揃いのTシャツをきたおば様がたを、そこかしこで見かけた。
わたしはそちら方面は疎いけれど、会場を早くから待つ、おば様たちのエネルギーが付近に溢れかえっていた。
そんなエネルギーがあるなんて、全くうらやましい!!

           
           情報交換をしているおば様たち
コメント (2)
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わたしの老後は 安泰に違いない

2007年06月13日 | diary
毎日報じられる年金トラブル
知れば知るほど,社保庁のズサンさには呆れるばかり
あまりに馬鹿らしいそのコメントなどは、呆れて聞く気さえしない
そして、年金に時効があるのも納得できない

とはいえ、わたしの年金はどうなっているのだろう?
以前の未納トラブルの時に、姉が自分の国民年金状況を調べた事があった
ついでにわたしも調べてみたのだ。
企業を辞した後に、母にうるさく言われその時に国民年金に加入をした。
結果はOKで安心をしたけれど。

そして、厚生年金は私は何回か引越しを経験しているので、その証書は無くしたと思っていた。
ところが、必死で捜してみるもの
得意の家捜しで、やっとみつけた

これでわたしの老後は安泰
バンザ~イ!!

そんな訳あるわけないジャン
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たまには神がのりうつるけれど・・・

2007年06月12日 | jazz
“Alice in Wonderland”が最後のレッスンになり、そして録音へ
take1の時はわたしに神が乗り移ったのかと思ってしまうほど、トランス状態になり自分でも最高の演奏だった
先生も感動して「スゴイ!うまくなった。腕あげたね」と最高のお言葉をいただいた
わたしも弾きながら、自分の演奏に酔ってしまうほど

是非わたしの演奏が聴きたいという友人が何人かいる
メールにミュージックファイルを添付するからと言ったものの
完全主義者のわたし、未だに下手ながらも、納得できる演奏がひとつもない
今度こそ、聴いてもらえるかしらと思った

ところが、本番のtake2
先の演奏を意識しすぎてサンザン
おまけにベースはこう来るのね、などと気をとられすぎて、又もやサンザンな目に
そんな自分に納得できん!

子育ては褒めて育てればのびるというけれど
わたしは昔から褒められると調子に乗っていい気になり、肝心な場所で足をすくわれるタイプ
全く、今のわたしの人生そのまま

どちらかというと、わたしはけなされて伸びるタイプなのかも

気を取り直して、次の新曲を決める
ボサノヴァの“wave”も今練習中
“another you”以来アップテンポの曲を弾いていないので
いくつか候補を先生に上げていただいた

わたしが選んだ曲はC・パーカーものの中で“Donna Lee”
超アップテンポ
わたしの指がついてくるだろうか。
速度130から始めて230が目標
指の関節の油が切れ掛かっているみたいだというのに…

ギブアップするかもしれないけれど、とりあえず挑戦。

ところで、本を読んでいたら作曲者はC・パーカーではなく、マイルス・デイヴィスが「俺が作曲した」とインタビューで言っていたらしい
果たして、真相はどうなのだろう

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