『あなたになら言える秘密のこと』

2007年02月23日 | movie


日々、やらねばならぬ様々な事がでてくると、不思議と映画が観たくなったり、出掛けたくなったり…
そして更に、やらねばならぬことが山積。

この心理はなんだろう。
多分、何か理由付けをして逃げ出したいのかもしれない。
まぁ人生は長いからと言いながら
すべてを先延ばしにして
そして映画館のポイントが溜まり、フリーで鑑賞できるので(言い訳がましいが。苦笑)

気になっていた映画を観に行った。
今月はもう2本目。


わたしは感動力が希薄なのか、映画を観ても滅多に泣かない。
まして、観客を泣かしてやろうという意図がみえみえの映画は、観ているほうが何だか恥ずかしくなる。
そして、却って白けてしまう。

しかしこの『あなたになら言える秘密のこと』the secret life of words にはつい、いつになくホロリと。
映画を観て泣くなんて、何年ぶりだろう。

『死ぬまでにしたい10のこと』(どうやら「~~のこと」のフレーズがお好きみたい)で日本でブレイクをした女性のイサベル・コイシェの監督作品。

心に傷を持ったふたりが、自分を取り戻していく過程を描いたという、どこにでもありそうな作品だけれど、実は非常に重い内容なのだ。
計算されたメタファーとして
ヒロイン、ハンナは秘密の背景となった、国家の民族浄化としての内戦で手ひどい過去を負い、今では補聴器のスウィッチを切り静寂の中で言葉を拒絶して生きている。
そしてそのハンナの静寂な世界に、風穴を開ける男がでてくるというストーリー。

再生の物語というけれど、わたしにはそうは思えなかった。
「人は過去をどう背負えばよい?つらい結末を、死を、どう受け入れる」
「さぁ、前に進むしかないわ。皆どうにか未来に向かって生きている、でも、挫折する人もいるわ」
とハンナは答えるけれど。
子供を2人持っても、どこか危うさをもったハンナ。
観た後に、わたしの心にも泰平に生きている事への危うさが少し残った。

キャストにはわたしには懐かしい女優のジュリー・クリスティーがカウンセラーとして登場。
そして、わたしの好きな映画top10にはいる「ショーシャンクの空に」のティム・ロビンス。


さぁ、今度は気分を変えて『ドリームガールズ』を観て来よう。
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悪夢?

2007年02月19日 | diary
椅子の背もたれにかけたわたしのバッグの口が開いている。
ひぇ~~~
バッグの中をのぞくと、

無い
財布が無い。
何処にも無い。

必死でバッグの中を探す。
無い!
ああ、盗られたらしい。

これが夢なら良いのに……と思いながら

すると目が覚めた

やはり夢。

半分夢心地の中でほっとした。

それにしても、嫌な夢だった。
夢の中で財布を盗られて、どきどきしているいるなんて、まったくもってバカらしい。

今までに財布を盗られた事など無いのに、この夢なんだろう。
夫は夢は逆に出ると言うから、きっと金運が良くなる前触れだとノーテンキにいうけれど

あの冷や汗が吹き出る、ヒエヒエ感覚は願い下げ。


前日に、お金に関することを何かしたり、考えただろうかと考えると
来週、友人の家を訪ねるときに、友人は食物制限をしているので、何をお土産にと考えた。
わたしはサキュレントが好きなので、この寄せ植えはどうかしらと思い、近くのガーデニングのお店に行き
しめて2000円ほどでプレゼントが出来た。
安く出来てラッキー!お店で売っている物は、結構高かった。
そんな思いしかない。

どちらにしても、悪夢は no thank you! です。

一日中、何となく落ち着かない、そして心許無い感じだった。


               
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歯科検診

2007年02月17日 | diary
年1回、自分の誕生日月に歯の検診を受ける事に決めている。
市の健康診断でさえ、受けた事がないけれど、歯だけは自然治癒は望めないので、これだけは真面目に受けている。
そして、視力は未だに良いけれど、歯だけは子供の頃からまるで駄目。

息子のKは、羨ましいことに虫歯が1本も無い。
そして進化人間らしく、犬歯も無く全体の歯の本数も勿論少ないのだ。
おまけに尾骶骨も無い。
そういう子供が増えてきたと歯科医は言ったけれど…
もっと違ったところが進化すれば良かったのに。


先日、ご主人が歯科医の友人に会った時に、市内の歯科医院事情について話していた。
すると友人「貴女のかかりつけの歯科医って仲間内で呑んで酔うとすぐ『チューしましょう』とせまる癖があるって聞いたことがあるわよ」と。
真面目で人柄もよく、技術も確かでわたしは信頼している。
しかし、今日は先生が顔を近づけた時に、口を尖らせて「チューしましょう」とせまっている酔ったマヌケな赤い顔を勝手に想像して吹き出しそうになり、なんとも困った。



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交通事故ワースト1位の星座は?

2007年02月13日 | diary
今年は自動車免許の更新年にあたり、午後から警察に更新にでかけた。
1月からICカード免許証になる。

受付時に、数字の4桁パスワードをふたつ、呼ぶまでに決めておくように言われた。

エッ~~!

とはいえ、そんなこと考えてこなかった。
       急に言われても・・・
とはいえ、既に使っている数字のパスワードを今回も使用

違いは若干、今までの免許証よりICチップの分だけ厚かった。


最近読んだ雑誌の記事に、星座別交通事故数ランキングというものがあった。
星座別に事故を分析したらしい

統計上のデータに過ぎないが、複数の県警が統計を出している。
中で徳島県警と北海道県警が出した結果は、ワースト1位はなんとわたしの魚座。
他の統計でもいつも上位。
逆に優良ドライバーは獅子座。
「寛大で快く道路を共有することが出来る」星座だとか。

わたしは、いつだって快く互譲の精神で走っている。
事故を起こした事は1度も無い。
ぶつけられたのは2度あるけれど…。

魚座はあまり集中力がなく、ふわふわした性格をもつ星座だそうだ。
だから事故を起こしてしまう、というのだろうか?

わたし、集中力は誰にも負けません!!


記事の最後に、占星術師が魚座の性格分析をしていた。

神秘的で現実離れした芸術家タイプ。
良い時は良いけれど、悪い時は不安感に包まれるナイーブな星座

あっているかも(冷笑)

だから何よ。

コメント (3)
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ストレス解消法

2007年02月11日 | おでかけ
朝、雨戸を開けると春の色が、わたしの目に飛び込んだ。
弱った木にカイガラムシが付きおまけに葉も落ち、駄目だと思っていたミモザに、それでもつぼみが付いた。
そして、丸いチークブラシのような小さな黄色い花が、咲き始めた。
それは。少しばかり体調がイマイチだったわたしを元気にしてくれそうな明るい色彩。

金曜日に友人のSさんに会い、相談に乗っていたら頭痛がし始めた。
ネガティブな話に、思いっきり耳を傾けるから相手の悩みに引き込まれるのよ、と姉に言われたけれど…。
Sさんはわたしにとって、かけがえの無い親友なのだ。
わたしってこんなにナイーブだったかしら?と思いつつ、人の話を傾聴する難しさを痛感した。
その後も何となく嫌な体調を引きずっていた。

こんな時は車を飛ばすと、溜まったストレスが解消される。
わたしは、ハンドルを握ると性格が変わるタイプなのだ(笑)
ひとりで走っても面白くないので、夫をたきつけて首都高に乗った。
東京湾アクアラインの社会実験で、午前10時までに通過すると、ETC利用の通行料金が2月中は安くなるのをラジオで聴いたのを思い出した。
家から1時間の速さでアクアラインに乗れた。
海ホタルの上はいつもの強風。

これという目当ても無く出てきたので、
さて、何処へ…

すると導きはあるもので、「坂東三十三観音札所」の第三十一番札所『傘森寺』の看板が目に入った。
何だか行ったことのあるような気がしたけれど、寄る事に。
参道の男坂は急な坂道、だから階段が続く女坂を行った。
結構こちらも急だった。


                          

やはり、大むか~しに来た事があった。
この観音堂は1回見たら忘れられない印象的なお堂なのだ。
日本唯一の『四方懸造り』の観音堂は、最澄が開基した国の重要文化財に指定され、岩の上に構築されたなかなか見応えのあるものなのだ。
安藤広重の浮世絵にも表されている。

               


その後、勝浦の「階段雛」をみにいった。
町中どこもかしこも、お雛様で飾られ、ひな祭りで賑わっていた。
しかし、まだプレオープンとのこと。
本番は24日から。

連休は何となく疲れるだけ・・・だった。



コメント (2)
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