近くにこんな場所が

2010年01月28日 | おでかけ
夫が休みだったし、まぁまぁ暖かいので、午後からどこかへ出かけようかしら?
どこかといっても…

そこで、ふと思い出したのが、かつて新聞に掲載された県内坂戸市にある聖天宮(せいてんきゅう)という中国・道教のお寺のこと。

ナビにもなく、検索してから出かければ
あった!
周囲にはほとんど何も無い、広々としたロケーショの中にカラフルな中国風の建物が建っていた。

           


「もしかして、ここは中国?」
(中国も台湾も行ったことはないけれど…)
そう思うくらい中国そのもの。
そして、すべてが豪華絢爛。

パンフレットによると、日本国内に現存する道教のお宮としては最大級とか。
神様と皇帝の建造物しか使われないという黄色い瓦や、現地から運ばれた観音石が多様に彫刻され圧倒されてしまう。


           


台湾の宮大工を招き、15年かかったそうだ。

           


           

             楠木の彫刻細工は釘を使わずに組まれたもの。


道教という宗教は名前は知っているけれど、太古からある民間信仰らしい。
寺院と言うより、日本で言う神社なので、初めて目にする中国式のおみくじがあった。
陰陽を占ってから、改めておみくじを引くみたいだ。

台湾の方が大病され、それが完治したことに感謝して台湾に寺院を建立しようとしたところ、占いで出た建立場所は、なんと日本のそれも県内でも存在感が薄い坂戸だった。
案内してくださった方によると、台湾でもこんな大きく立派な寺院は見当たらなく、因みに建てられた台湾の方は未だにとてもお元気だそう。

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Suicaが無い!

2010年01月26日 | diary
レッスンへ行くのに、うっかりSuicaを忘れた。
ううっ(悲)
一昨日忘れないようにと、ちゃんとスイカをバッグに入れたと思っていたら、それは思い込みだった。

ふと、棚の上に置いた記憶が甦った。

仕方が無く、切符を買う。
しかし、最近の券売機は使ったことも、まして見たことも無い。
みれば、入れるところが色々あって、ナンダカややこしそうな感じ。

おまけに、カード用のチャージをする機械とは別物。

乗り遅れたらと思うと、気持ちが焦り
さて、最初にお金を入れるのか、否、先にどこかタッチするのでは?などと、一瞬とまどった。

おかげで、いつもの電車に乗り遅れた。

因みに、帰宅後に捜せば、置いたはずの場所にSuicaが無い!
置いたはずなのにぃ。
これも思い込み?

2時間くらいかけて、ドジな私が置き忘れそうな場所を捜したけれど、未だに見つからない。
この間チャージしたばかりだった…

しかし、捜している間に、かつて捜していた物を2品発見!
その上、散らかっていた場所もすっきりしたことが、唯一の救いかしら。

まぁ、このように無くしたSuicaもいつかは見つかるでしょう。…と、思いたい。

今回も捜しながら思った。
大いに無駄に費やされているような気がする。

しかし、どこに行ったの、私のSuica。
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課題満載そして小村雪岱

2010年01月26日 | jazz
Suicaが見つからなく、もたもたしながらも先生のお宅に到着。

今回も先生の前に座ると、急に弾けなくなってしまう。
まったくもって不思議(笑)
家では、うま~く弾けるのにぃ。

おまけに、今の課題曲の Stella By Starlight は難しい。
音域も広いうえ特殊な形式で、これといったサビがあるわけでもなく。
とても素敵な曲なのに、アドリブ演奏するのは大変だと言われているけれど、確かに。

だから、家でピアノの前に座り、アドリブフレーズをああでもない、こうでもないと考えたり、弾いているだけで2,3時間は過ぎていく。

そして、今より更にジャズっぽく弾くためにと、苦手なシンコペーションを強化中。
ジャズ特有の前に突っ込んでいく感じを出すには、シンコペーションは欠かせないのだ。
それは分かってはいるけれど、なかなか上手くリズムが取れず、今まで極力避けていた。
先生と合わせても遅れたり、速くなったり。
結局は、やはり練習あるのみ。

その上、4ビートの曲をボサノバで弾いてみてと、リズムを変えて弾かされた。
イーブンで弾くべきなのに、ついノリでバウンスしてしまう。
これからは、様々なリズムで弾けるようにと言われた。
またも、私の課題が満載。



帰りに途中下車をして、埼玉県立近代美術館に寄った。

金沢の泉鏡花記念館で、その存在を初めて知った日本画家の小村雪岱を中心とした「小村雪岱とその時代」と題された美術展だった。



粋でモダンで繊細で…そんなキャッチコピーがぴったりな展示だった。
小村雪岱が鏡花本など書籍の装丁家でもあり、資生堂のデザイナーでもあったことは既に知っていたけれど、その他マルチに様々な分野で活躍していたとは知らなかった。
歌舞伎や芝居の舞台装置も手がけ、衣装のデザインやテキスタイルまでも。

会場のところどころに置いてある行灯風の照明器具も、図案の中にあった雪兎を写したものだった。

この美術館は、小村雪岱の作品を沢山所蔵しているので、見覚えがある作品もあったけれど、雪岱の出身は県内川越。

因みに、雪岱が描きたいと思う女の顔は、雪岱自身の心象に似通ったものを持った女の顔だそうだ。
そんな人を見つけたときに、初めて自分の好む女の絵ができあがるという。
細面の斜に構えた女の顔をながめながら、雪岱の心象をさがしてしまう。

これぞ日本の繊細な女という顔を見ながら、近頃の日本の女の顔は変わった、とつくづく思った。


外に出れば、目の前の噴水が音楽に合わせ水が踊りだしていた。




日差しの中に虹が出現





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小春日和

2010年01月24日 | diary
売れ残って価格が安くなったらしい、貧弱なヒアシンスを一鉢買った。

伸び始めた茎が微妙に傾き、つぼみの付きもパラパラと少なそう。

ところが、このところの暖かさで、昨日一気に開花。
傾いた茎を直し、改めて眺めてみると、素敵な一鉢になった。

ガラス越しの陽射しを浴びて、ヒヤシンスの甘やかな香りが部屋に漂っている。

庭に植えたヒアシンスはまだ芽吹いていないけれど…。


      


鳥の餌場には、また去年と同じムクドリが餌を求めてやってきた。

慣れてくると、餌を入れて下さいと言う様に、枝で待っている。

夫婦なのか、いつも仲良く2羽。

私は小春日和の一日を、朝から珍しくのんびり。





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親友

2010年01月23日 | diary
親友のHから電話があり、急遽会うことになった。
彼女は、去年3回も入院。
ところが、お見舞いを固辞するので、実際に会うのは1年ぶりかもしれない。
現在、骨折した足の松葉杖は取れ、今は杖をついているという話になった。

実は、会うのは少々不安、イエ、とても不安だった。
どうみても、マイナス続きの去年1年の話を聞かされたらどうしよう、という不安が過ぎった。

最近は、長~い愚痴やネガティブな話題をふられると、私の体調が崩れるのだ。
友達甲斐がないと言われても、なるべく避けたいのが本音。
「ああ、またこの人のこの話が始まった」と、思うだけで冷や汗もの。
他の話題に振っても、聞いてもらいたい人のパワーには、私は絶対負ける。

ところが、それは杞憂だった。
いつもは西武デパート側を利用。
待ち合わせの池袋西口は、エチカやエソラが出来てすっかり様子が変わっていた。
待ち合わせ場所でうろうろする私の目の前に現れた彼女への、私の開口一番は「可愛い!!」だった。

若作り(笑)といえば,若作りだけれど…。
お互い、同じ年齢だしぃ。
その若作りがとても似合っていた。
安全の為にと、服の色に合わせたというプリントの杖を腕から提げていた。
彼女とは、中学生1年の時に隣通しの席になってからの親友関係、その頃の可愛らしさを髣髴とさせた。
これほど人って変われるものかしら?と思うほど、一皮むけ明るくなっていた。

夫との別居など、様々な苦労の過去を、すっかり吹っ切ったよう。
かつて、地下鉄に飛び込もうと思ったことも何度かあったの、と語る彼女の人生には確かに色々なことが有り過ぎた。

しかし、もう大丈夫。
女学生の頃のように笑ってばかりだった。

彼女の提案で、ふたりが好きなバッハを、来月聴きに行く。
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