いつもはそれほど重大な事とは思っていなかったのに
ある日突然……
それが昨日の出来事。
それは、10年以上も前のこと。
ある日、脚にホクロを見つけたのだ。
脚といっても、背中側なので普段目に留まる機会も少ない。
しかし、妙な形のホクロと言えばホクロだし、イボのようなといえば、変に盛り上がっている
引っ張ったら取れてしまうような、小さなホクロだった。
しかし、あっという間に10年以上が経ち、その間にもホクロは存在していた。
たまに手が触れると、ホクロが少し大きくなっているような。
そして昨日、指が何気なくホクロに触れたら…目立たなかったホクロが更に大きく育っていた。
大きくて不定形、色も以前と違っているし何だか変。
そんな時に、皮膚科で看護師をしていた友人が、かつて教えてくれた皮膚癌の話を思い出した。
それで、急に気になり始め、PCであれこれと検索をしてみると形や変化、大きさなど、どの症例も私のホクロに合致しているようで。
そして不安は、更にふくらむ。
否定をしてくれるような記事を探すけれど、不安は募るばかり。
そういうときに限って、いつもの皮膚科は木曜日なのでお休み。
なので、市内の別の皮膚科を探し出し、一番近い皮膚科へ駆け込んだ。
恥ずかしながら、太い大腿部のホクロを晒した。
そんな場所のホクロなので、実は今まで皮膚科に行くのも気が引けていたのだ。
私のホクロを見るやいなや「ああ、これは良性ですね」
ほっとして気が抜けた。
ちょっと心配になっただけで、こんなにも不安がふくらみ、何もかも悪い方へ考えてしまうなんて…。
結局、処置は液体窒素で凍結させ、ホクロはそのうちにかさぶたのようにぽろっと取れてしまうらしい。
そういえば先日、久しぶりにテレビで千昌夫さんをみたらトレードマークの額のホクロが無くて驚いた。
何年も前に取ったらしいが、それ以来運勢が良くないとか。(…といわれているらしいが)
顔のホクロは色々と意味があるらしいけれど、脚じゃ関係なさそう。
多分。