ネット通販

この冬、初めての雪が降った。
遅ればせながらの初雪。
出かける予定もキャンセルした。
あまりに寒すぎて…

そんな訳で、一日ひきこもり。

そこへ、ネット通販で注文をした薬が届いた。
サプリメントのように飲んでいる、市販されている漢方薬なのだ。
漢方は価格が高いので、近くのドラッグストアで安かった時にまとめ買いをしていた。

実は、今まで薬がネットで買えることを知らなかった。
周囲にドラッグストアが軒を並べているので、ネットで買う必要も無かったし。

最近、様々なメディアで医薬品のネット販売の規制について取り上げられ、それで知った次第。
医薬品販売については、薬だけに微妙な問題を含んでいる面はあると思うけれど、居ながらにして常備薬などを手に入れるメリットは大きい。
直接の手渡しではないから薬を通販するというのは危険、という意味が理解できない。

それより、ネットだと価格も各店で比較できる。
今回注文した薬は、今まで買っていたドラッグストアの価格より１個に付き１０００円以上安かったことには驚き。
今まで買っていたのは何だったのかしらと、思うことしきり
結局まとめ買いをして、配送量も無料になった。

おまけに、おまけの粗品が商品と共に入っていた。
健康ドリンクが１本と、傷絆創膏、そして普段愛用している携帯用の傷薬など。
おまけのドリンクは、検索をしたら１０００円だそう。
つまり、ネットで買った方が安く、お得感もいっぱいということなのだ。

対面でなければ買えない薬は論外だけれど、医薬品のネット販売は賛成。
そんな訳で、規制反対の電子署名をした。


しかし、最近の私の生活はネット注文が多くなった。
沢山の種類から選択できるのもメリットだ。
今週は今回の漢方薬に、中古書籍、ピアノ用の椅子、化粧品。
せいぜい、通販地獄に陥らないように気をつけましょう（笑）

そして、商品が遠い知らない土地から届くことにも興味をひかれる。
商品を受け取り、その時に随分と遠い旅をしてきたのね、とつい感慨にふけってしまうのは私だけ？（笑）

漢方薬は奈良市の左京という所から、ピアノ用の椅子は滋賀県長浜市から、探していた中古書籍は札幌からだった。

ピアノとリトミック

“falling in love…”を録音して、今回でとりあえず終了。
録音した曲を先生と聴くのは、いつも照れくさい。
本番ではいくつかつっかえたけれど、何とか誤魔化し止まらずに済んでホッ。

講評は、左手のバッキングについて指摘された。
どうしても音を伸ばし気味に弾いてしまうので、もっとスタッカートをきかせ音を切ってリズム感を出す、などなど。
間違えないように安全策をとろうとして、リズムの切れが悪くなってしまったことは分かっていた。
突っ込みが悪く、後に後にと引いてしまう、まことに切れの悪い演奏。

こういうところにも性格が出るのかしら？
反面、私のことを決断力が早く、思いっきりが良いという人もいるけれど。
単に、下手なだけか……

しかし、リズム感は運動神経と密接な関係があるという。
運動神経はあまりありません。
ゆえに、リズム感もあまり…。

学生のときの体育の時間は、女子校だったから運動系よりダンス、そんなものばかりやらされていた。
特に体育の時間で嫌いだったのが、リトミックだった。

リトミックというのは、確か音楽に乗って身体全体を使い、リズムを表現したようなものだったような…？（古いことで忘れた）
昔昔、リトミックを日本に広められたという天野蝶先生が学校に教えにいらしていた。
そして、音楽に合わせて例えば左手は６拍子、右手は４拍子などの決まった動きがあり、足はワルツのステップや様々なステップで華麗に（？）舞うのだけれど、急に右手３拍子、左手などと…足もリズムを変えるように指示が入り、瞬時にリズムを変えたりしなければならなかった。
今、思い出してもゾー。

結局、嫌いなリトミックも瞬時にアドリブをすることに通じているような…。
待ったなしでやることは、私の性格にはまるでなじまない。
大たい、やり直し（弾きなおし）が利かないことは、私のポリシーにも合わないし…

とはいえ、気が付けば、自分にとって一番苦手なことをやっているみたい（苦笑）

イケア

三郷のＩＫＥＡに行った。
家具購入の予定は無いけれど、いつもの如く一回は行ってみないと気が済まないタチなもので…
高速の三郷の降り口はいつも渋滞をしているので、一般道を走ったら結局１時間以上もかかった。

ＩＫＥＡはスウェーデン家具のチェーン店だとか。
私がデザインを学んでいる頃は、今は定着しているけれど当時の主流はスカンディナビアンデザインだった。
だから北欧系の家具、照明器具、テキスタイル、食器などインテリア用品には思い入れがあるのだ。
しかし、商品の印象としては家具などはつくりもデザインもユルイ。
期待していた、カーテン生地などのテキスタイル系も少なくてがっかり。

多分、もう行かないと思うけれど、価格はとても魅力的。
せっかく行ったので、何か買ったと思う。
そうそう、袋の口を止めるカラフルなパッチンと、何か。


帰り道に川口の角上魚類に寄り、またまた買い込んでしまった。
カキやタラコにアジにタコ、諸々。
またもや冷凍庫がぎゅうぎゅうになりそう。
珍しく、私の好きなノドグロを売っていた。
関東ではほとんど見かけない魚なので、買おうか買うまいか悩んだ。
１匹１４００円２人分で２８００円。
結局、どうせなら牛肉の方が良いわ、とあきらめた。
トホホ！

あ～、食べたかったノドグロの塩焼き。

哀しい光景

ショッピングモールに、久しぶりに出かけた。
なんと、気に入っていたファッションショップが同じ系列とはいえ、違うブランドに変更されるらしい。
ここの商品は、マダムのアンチエイジング（つまりは若作り。笑）に役立っていたのにぃ。

今や、景気が後退しているせいか、どこもかしこも買いっぷりが良いオネエチャマに媚びたお店ばかりが目立つ。
友人たちも正真正銘のオバチャマだけれど、ミセスご用達のファッションなんて着る気がしないわよね、と困っている。
まったくファッションのお店であれ、私好みのお店がどんどん無くなってしまうのは、どうなっているのと言いたい（怒）


次に寄ったスーパーマーケットで、買ったものを袋に入れていたら、４、５歳くらいの女の子を連れた母親が、隣で同じように袋にしまい始めた。
すると、女の子が内緒でかごに入れたお菓子に、母親が気がつき
レジ打ちの時には気づかなかったらしい。

母親はチッと舌打ちをすると、女の子にネチネチ怒り出し、その商品を掴みレジに返品に行った。
戻ってきた母親の手には小銭が握られ…

次に母親が向かった先は、目の前のサービスカウンター。
返金されたお金で、母親はそこでタバコを１箱買った。

哀しい光景だった。

事実は小説より奇なり

私は、小説家になりたいからと、文章を書いている訳ではない。
ただ、色々と空想して文章を書くのが、子供の頃から好きだった。
おまけに、脳を使わないと一日に１０万個も死ぬという脳細胞死滅に、なんとかストップをかけられればという意味もあり（苦笑）

しかし、プロットを考え、伏線を張り、登場人物の心理や様々なアイデアなど、考えなければならないことは数限りなくある。
今年は先生に言われたような、ちょっと今までとは違った切り口で、ミステリっぽく書いてみようかと思っている。
Ｐ・ハイスミスやアルレーが描くところの悪意や狂気に満ちた女を描けたら最高と思い（思うだけ。笑）

とはいえ、死に方も殺し方も物語の理に適っていなければと、様々な方法を日夜考えている。
ところが、梗概も書き終え、やれやれと思っていたら、私が考えていたものとまるでそっくりの事故が起きたのだ。
ニュースを聞きながら、誠に不謹慎ながら少々落胆。

　　まさに事実は小説より奇なり。

さて、このまま進めるか、もう一捻りして違うシチュエーションにしようか只今思案中。

周囲からは、そんなことばかり考えている私が、将来は一番呆けないと言われているけれど……

ところが…
昨夜友人たちと会い、気分よく帰宅したら夫に文句を言われた。
先に帰宅した夫が家に入ったら、キッチンからボコボコと異様な音がしたとのこと。
恐る恐る入ってみれば、電気ポットからもうもうと湯気が噴出し、今まさに轟音を立て沸騰中。
つまり、出かける前に気を利かし、水をたっぷり入れたのは良いけれど、うっかりポットの蓋を閉めるのを忘れたのだ。サイテー！
もう少しで、空焚き寸前だったらしい。

危ない！危ない！　（しかし、今の電気ポットって、水が無くなると通電しなくなるのかしら？）

呆け防止などとエラソーに言っていても、こんなに注意力散漫では何の意味も無いと、深く反省をした夜だった。