自動車高齢社会

2008年02月29日 | diary
いつも近くの同じスーパーマーケットでは代わり映えしないので、今年オープンした店舗に行くことにした。

月末のせいか、暖かいせいなのか、いつもだったら道路が空いている時間帯なのに渋滞しがち。
前を走る車は左に寄り過ぎ、気をつけないと、横を走る自転車を引っ掛けてしまいそう。
見れば紅葉マークが貼ってある。
バックミラーで後ろの車を見れば、かなりのお年寄りらしいふたりが乗車。

最近、車に乗る高齢者の事故がメディアに取り上げられることが多い。
道路逆走、信号の無視など。


父が80近くになった頃に
父の車の左側に、擦った痕がいくつもある事に気がついた。
以前から悪かった左目が更に進行して、左側が認識し辛いのか、どうやらガレージに前進で入れる時に何度も擦ったようだった。

日頃、運転が好きな父に、免許を返上してもらいたいと説得をするのは、とても苦労をした。
可愛がっている孫の意見なら聞くかもと、姪に頼んでみたり
本人は、永年乗っているから大丈夫という自負も自信もあったのだと思う。
まして運転しなければ、行動半径が狭められるのは言うまでも無く、理解はしていても納得しづらい事だったと思う。


さて、買い物を終えて帰るときに
駐車場から道路に出る右折はできないのだ。
それなのに、前の車は右折のウィンカーを出している。
何やら駐車係が話しかけているようだが、一向にウィンカーは左折に変わる様子は無かった。
私はその車の右側を通るように指示され、左折する時に見えた車の運転手さんはかなりのご高齢のおばあさまだった。

車を運転している60歳以上の人のうち、今では3割近くの人がアルツハイマー型認知症だという数値がある。
うっかりでは済まない自動車事故。
夏休みにホテルの野外の駐車場で、アクセルとブレーキを間違えて白樺の木にぶつかってしまった運転手の方もかなりのご高齢だった。

人間社会の安全に関することだけに、ある年齢になったら自分からけじめをつけることは大事だと思う。
しかし、いざとなったら、即運転やめましょうと果たして潔く自分がなれるかどうか、正直なところ自信が無い。
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黒、黒、黒

2008年02月27日 | diary
ラジオで、詩人の荒川洋治が最近流行の、本の装丁の話をしていた。
流行は色彩としての黒だとか。

出版界では黒の装丁は指紋がつきやすく、暗い、不吉、まして売れないというイメージがあったけれど、あえて上手く使えば神秘的で特別な印象があるという。

そして、今年のアカデミー賞のレッドカーペット上を行く淑女のドレスは、黒ばかりが目だった。
今年は、何故あんなに黒いドレスが多いのかしら?と思ったのは私だけだろうか。
誰かの告別式かと見まごうほど。

しかし今年の流行色が、果たして何色なのかは知らないけれど
どうやら、ゴスロリファッションなどと共に、黒は注目されているらしい。

そんな私は、昔から黒はあまり似合わないと思っている。
その上、大きくないから、黒を着ると貧相になる気が。
しかし、文句を言いながらしっかり持っています。
黒のコートに、黒のニット、黒のカットソー、黒のパンツにetc

そういえば、ピアノの例年のサマーコンサートの時に
いらして下さった方々に、感想を求めたら
出演者のファッションについての感想もあったらしい。

黒のファッションが多く、もっと華やかにしたほうが、舞台栄えがして良いと思う…と。
そう言われれば、そのような気もしないではなかった。

舞台栄えが必要かどうかは別として
確かに黒は、シックに見せたいときや、都会的な大人びた印象を演出するのに、上手く使えば最適な色だと思うけれど。

今年のコンサート。
それならば、期待に応えて、私はド派手にしてみようかしら?
でも、おばさんのド派手に、思いっきりドンビキされても…ね(爆)
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私の今日此の頃

2008年02月22日 | diary
1日の過ぎる早さが、まさに光陰矢のごとし。

ブログの更新もしたいし、さて何を?と考えているうちに、気付けば翌日。
その上、今の生活は工事の為に非日常。
生活リズムも狂い、いささか脳疲労気味。

リズムと言えば、この2週間ほどはとても忙しかったので、ピアノの練習ができなかった。
だから先日のレッスンの2,3日前に必死で、課題曲のひとつBillie’s Bounceのバッキングを練習したというのに、なんとoff ではなくon になっていると先生に指摘され、ガ~~ン。
そう言われれば、調子に乗って弾いているだけだったかも。

それ以来、昼も夜も私の頭の中で、ビリーがoff beatでバウンスしている。
妙に頭の中に残る曲ってあるけれど、この曲もそのひとつ。
どちらかというと苦手。  


       


そんな事をつらつらと考えていたら「第二公園の梅を見に行かない」と、友人からお誘いがかかった。
季節の移ろいにも、最近は気付かない。
友人に少々相談に乗って頂きたいこともあり、早速お誘いに乗った。

例年、公園の梅が満開になるのは、3月に入ってから。
しばらく暖かい日が続いていたので今年はどうかしらと思っていたが、案の定まだ3部咲きくらいだった。
しかし、重装備のカメラを抱えた熟年層のおじさまおばさまが多いのには驚き。

時折、風に乗った甘い香りが鼻をくすぐれば、春は確実に近い気がした。


       


なんと2年近くかかってしまった、小説というのにはおこがましい文章が、とりあえずできあがった。
時間かけ過ぎだよと、毎回言われて。

とはいえ、登場人物がいまいち迫力と魅力に欠ける気がする。
島田雅彦言うところの「女の形をした地雷」
そんな救いがたく踏むと怖ろしい地雷女を、私は描きたいのだ。
月曜日に先生に読んでいただくけれど、辛口の批評は今から覚悟。

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ピアノレッスン

2008年02月21日 | jazz
先週のピアノレッスンは休んだので、2週間ぶりに行くと
レッスンスタジオの壁に、何やら紙が貼られている。
早速、先生がペンを持ってきて、自分の名前のところに、今までにレッスンをした曲名を書くように言われた。
既に、羨ましいほど沢山の曲名を羅列している人がお隣に。

通常はそれぞれが好きな曲を選びレッスンすることが多いので、アンサンブルとなるとなかなか合致した曲目が見つからない。
勿論プロのように、コードを見ただけで、即興でガンガン弾けるわけも無く
だから予め曲目を記しておけば、ヴォーカルの伴奏も、そしてベーシストとのDUOレッスンでも、たまには違う演奏者とのアンサンブルができる。

レッスンでは、乗り越えなければならない峠がいくつかあるからだろうか
教室に入る、辞める…その回転は意外に早いらしい。
そんな中で、私もいつしか古株になっていた。
とはいえ、ピアノのような個人レッスンでも、やはり教室内のヒエラルキー(笑)は存在するのではと思い
先輩の方より曲目を多く書いては……などといつになく遠慮(笑)
こういう風に思うのは、古~い人間の証拠なのでしょうか。

レパートリーを数えたら、まだまだ26曲のみ
遠慮した挙句、その半分の13曲を書いたけれど
これ!と自信がある曲は、結局いっこも無かった(苦笑)
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いらない、いらない・・・

2008年02月15日 | diary
来週からリフォームの工事が始まる。
明日は、それに先立って1階に引かれている光ケーブルを、工事の間だけ2階に宅内移設。

それにしても、私はもう疲労困憊。
こんなに、家の中がどうでも良い物で満たされているとは思わなかった。
突き詰めて考えると、生活をするのに本当に必要な物なんて、ほんの少しなのだ。

雑多な物を整理しているだけで、疲れる。
しかし、それだけをやっている訳にはいかず、といってもここ4,5日は連日整理に明け暮れている。
kのランドセルなぞも捨てるのに忍びなく、納戸にしまってあったけれど今回思い切って捨てた。

そんな情緒的な物が他にも沢山あった事に、ビックリ。

しかし、「いらない、いらない」と呪文のように唱えながら片っ端から捨てていると、捨てる事に妙なカタルシスを感じ、疲れていても気分は爽快になってくるからまか不思議。
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