今年初めての映画館
モールのスーパーに行くついでに、映画館で上映予定のチラシをもらってくるけれど、最近は観たいものが無い
私はどちらかというと洋画が好きで、以前はほとんどが洋画の上映だったその映画館が今ではアニメや邦画のラブコメばかり
今回観たのは「パリタクシー」
この作品は、人生を半分以上過ぎて、過去を振りかえることが多くなった私にピッタリだと思った
何となくストーリーの予想は付き、期待はしていなかった
しかし、そんな意に反して主人公の様々な人生が詰め込まれ、パリの市内観光映画でもなく、予想以上に感動して最後にはウルっとさせられた
若い頃は色々考えさせられる様な、どちらかというと後味が悪い作品が好みだった
最近は何といっても後味のよい作品が好みになっている
気持ちも柔らかくなるようで
「パリタクシー」は、まさに久しぶりの後味のよい映画だった
サントラも場面に合った懐かしいスタンダードな曲ばかりが流れる
エタ・ジェイムズで有名な「At Last」やダイナ・ワシントンのボーカルなどジャズ好きな方にもお勧めしたい映画