別れ

2011年02月26日 | diary

              

我が家の愛犬が、月曜日に永眠した。
肺の腫瘍が判明してから、まだ3ヶ月も経っていない。
こんなに早く別れが来ようとは、思わなかった。
獣医師に余命は怖くて、とても聞けなかったし…。

犬好きの友人達に「同じ病気の犬を知っているけれどまだ元気よ」などと励まされて、どこか軽く考えていた。
しかし、まだ11歳。
人間にしてみればまだ60半ばくらいだろうか。

急に食欲も無くなり、食事の嗜好も著しく変わった。
食事を工夫して食べさせるのが、わたしの日課になった。
確実に呼吸は荒くなり、しかし弱りながらも前日まで、2階を上り下りしていたというのに…。

その日、私は出かける予定があったので、出る間際に今までだったら絶対に食べさせないプレミアムロールケーキを少しずつ食べさせたら、1個をぺろり。
そしてその夜、椅子に座っている夫の足元に潜り込んだと思ったら、もう意識が途切れていたという。

亡父がなによりも大事にしていた愛犬だったので、もし犬が先に逝くことがあれば父はすぐあとを追う…などと、姉と冗談を言うくらいに、父は可愛がっていたのだ。
そして、その父が逝って1年も経たないうちに、このワンコも逝き…。

きっと今頃は、千の風に吹かれながら、父に連れられてお花畑を散歩をしているのでしょうか。

市のペット用の火葬をお願いする予定でいたけれど、結局は慣れ親しんだ庭のヒマラヤ杉の根元に埋葬した。

近々動物病院の再診の予定が入っていたので、死んだことを御報せしたら、獣医師からお悔みの言葉とお花が届けられた。

              
              亡くなる数日前
              白髪が目立っている

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

びっくりひな祭り

2011年02月26日 | おでかけ


まだまだ、家族同様だった犬の不在には慣れず、母はちょっとばかりペットロス気味

上天気なので、家を出てどこかにドライブに出ることにした。

とりあえず、あまり興味はないけれど(笑)毎年新聞で取り上げられる、鴻巣市のびっくりひな祭りへ行くことにキマリ!
県内だし、一度くらいは…そんなノリでスイマセン。

昼食は埼玉B級グルメ「こうのす川幅うどん」
ご当地グルメ王選手権で第4位だそう。
市内を流れる荒川の川幅が、日本一であることに因んで作ったそうで、約7,8センチの幅があるうどんだ。
私は鍋焼きうどん。

          

ひ、広いというか、確かに幅が広いおうどん。
どこから口に入れたら良いのか、しばし箸を止めて悩んでしまう。
意外といっては失礼だが、稲庭のような細いうどんが好きな私だけれど、なかなか美味しかった。

市役所のロビーに飾り付けられ、お雛様のピラミッドができていた。
確かに、沢山のお雛様にびっくり。

           

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

危ない、危ない

2011年02月20日 | 気になる


 幼児をつれたお母さん、信号を待ちながら夢中で携帯メールを打っている。
けれど、横断歩道を渡る時は、子供の手は取って欲しい…。

信号が青に変わると、ナントそのお母さんは携帯を打ちながら、そのまま横断歩道を渡り始めた。

あ~あ、お母さぁ~ん!

すると、このお母さん携帯に夢中で足がもつれたのか、真ん中あたりで思いっきりベタっと前のめりに転んだ。

おかげで、大事な携帯は飛ばすわ、電池パックまで外れて飛ぶわ。

周りの人は思わず引いた。
私も。
後ろを歩いていた子供も、つられて転んだ。
人通りが多い駅前の横断歩道。

最近、そんな光景は珍しくないのだ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私のルーツ

2011年02月20日 | diary


 父の遺品整理中に箱の中から出てきたのは、何十枚もの父方の先祖や親類の写った古い古い写真だった。
指が薄黒くなるほどの埃にまみれ、亡くなった父の年齢から計算しても、100年以上は優に経っている写真もある。

しかし、母に聞いても、見た記憶の無い写真ばかりだそう。

それらは、何かの折にふと亡父が話してくれた、父があまり見たくなかった過去の亡霊のような気もした。

我が家の仏壇の中には父方の位牌が何柱もある。
どれが誰の位牌なのかは詳しくは知らず、そしてご先祖に興味が無かったというのが、私の本音。
脈々と、私の中にもご先祖は繋がっているはずなのに…

見つかった写真というのは、私の曽祖父の写真や、名前だけは知っている親類や父が3歳の時に亡くなったという実母の写真だった。

古いものは明治40年と記されている。

そして、今回の相続によって、その父の祖父の代まで、詳しく知ることになった。
おまけに、私の祖父と言う人は、ナント3回も結婚したことを取り寄せた謄本で知った。
私が生まれた歳に亡くなったという、その祖父の若き日の写真も、今回初めて目にしたのだ。

父が後妻さんらしき人と撮った子供時代の父の表情は不安げで、新しい母親との深い心の溝まで見えそう。

はてさて、これらの古い写真をこれからどうしましょ。

        

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

また、やっちまった

2011年02月17日 | 小説


ネットで注文した本が届く。
それを開封した時に気がついた。

やはり、この本持っている……って。

注文する時に何となく見覚えがあったけれど、家の中や本棚をウロウロさがしてもみつからなかった。
なので私の勘違いだと思い、注文した次第。

しかし、皮肉なもので本が手に入った途端に、その本がすぐ見つかるのはなぜだろう?

こういうことって多いのだ。
私の本棚には、だぶってしまった本が何冊か。

おまけに、見つかった本には付箋までついちゃって……。

ふぅ~~~

               

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする