熟年離婚

2008年03月21日 | diary
今まで、全然意識しなかったけれど
意外に周囲に多かったのです・・・熟年離婚

というのは、
夫が永年の友人たちと、数年前から一緒に旅行をするようになった。
この夏の旅行に、たまには私も参加したらと誘われて、たまにはと(偉そう。笑)今回は承諾の返事をした。
友人たちも皆、昔から知っている人たちなのだ。

当然のように、今回は誰が参加するのか訊ねたら、
何とその5人のうち3人が、既に離婚していたという事実に驚いた。

「だって、Nさんはご両親の反対を押し切り、やっと一緒になったというのに、何故離婚したの?」
と夫に訊ねてみても
どうやら、男同士というのは、その辺りの細かい事は、ざっくばらんに語らないらしい。
簡単に語れないほど、別れた男性の心の傷は深いのかも。

熟年離婚は、妻から離婚の意思を切り出されることがほとんど。
夫婦の事は他人が窺い知れない、それぞれが全く違う様相を呈しているのだろう。
おまけに旅行に行った時に、理由を訊いてみれば…などと、夫はノーテンキに言う。

私は他人のことは、あまり興味がない。
だから、多分訊かない。
実は訊きたくても、絶対訊けない。

それにしても5人のうち3人とは、すごい確率。
近くの友人も子連れで戻り、企業にいた頃の友人も4人のうち2人がシングルに戻っている。

メディアでは、熟年離婚が流行しているとか、社会現象のひとつなどといわれてきたけれど
今回、改めて周囲を見渡してみたら、熟年ばかりではなく
結婚したばかりの娘が息子が離婚をしてね…そんな話も珍しくなかった。
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墓地を見下ろす家

2008年03月20日 | おでかけ
朝から激しい雨が降っていた。
その雨の中、義父の墓参に出かけた。

天候が悪いせいか、霊園は人の影がまばら。
供えられた花の様子を見ると、どこもお天気の良い時にお参りに来たようだった。

秋のお彼岸からしばらく来なかったら、なんと霊園を見下ろす斜面に建売の家を今まさに建築中。
何棟も建てているようで、大分ロケーションが変わっていた。
墓地から見れば、殺風景だった周囲が一掃されたと思うけれど…

小池真理子の小説に「墓地を見下ろす家」というホラー小説があったのを思い出した。
あの小説を読むと、絶対に墓地を見下ろす家は買うまいと思う。

花が咲き乱れたり、ペットと入れたり多用なニーズに応えた公園墓地が増え
墓地自体が昔のようなオドロオドロシイ存在ではなくなってきた。

しかし、墓地を渡る風の中に、様々な想いを残した人の、声なき声が聞こえてきそうで
考えすぎ??…かしら
墓地を見下ろす家・・・・私は怖い。
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好き嫌い

2008年03月18日 | diary
リフォーム工事は次の段階へ。
生活をしながらの工事なので、最小限に生活の不便さを抑える為に、段階的に工程を進めて行く。
今日は朝1番から6業種入り乱れて、ドスンバタン、ガガガ。(そんな感じ。苦笑)
そして、今日から水回りの解体工事に入ったので、ガスも水道も使えなくなった。

食事はしばらく母のところでお世話になるかわりに、私が作ることになった。
人のキッチンは、使い勝手が違うのでそれを考えると憂鬱になるけれど
一番の悩みは、両親ともひどく好き嫌いが多いのだ。

子供の頃に「好き嫌いを言ってはいけません…」などと親から偉そうに(笑)叱られたせいか、私は好き嫌いが全然無いのだ。
そして、嫌いなものはいっさい口にしない父に「子供に好き嫌いをしてはいけないと言いながら、何故大人はするの?」と子供の私は訊いた事があった。
「子供はこれから育つのだから、しっかり食べようね…」などと、訳のわからない理屈をいわれた記憶がある(笑)

母は、私に料理を作ってもらえることが嬉しいようだ。
けれど、何を作るべきなのか、考えるだけで私は頭が痛くなる。
というのは、父も母もそれぞれ食べられる物が、まるで両極端なのだ。

両親が若い頃は、その好き嫌いも今ほどではなかったような気がした。
年齢と共に、食の嗜好も変わっていくのだろうか。
私は朝からお疲れ。
だから、近くににオープンした和食のファミレスで好きなものを注文してもらい、今日は御茶を濁そうかしらなどと、現在考慮中。
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Jazz Fiesta

2008年03月15日 | jazz
私の住んでいる市では、ジャズに力を入れているらしい。
(が、何故なのかは、私は知らない…)

ジャズライブや、ヴォーカルコンテストも毎年開かれる。
その一環なのか、今回「さいたまjazz fiesta2008」と銘打ったライブが2夜に渡り、2箇所で開催された。
私が行ったのは、前田憲男プロデュースによる特別企画。
現在実力人気NO1といわれるテナーサックスの川嶋哲郎と、モヒカーノ関率いるラテンジャズ8重奏団、ヴォーカルはケイコ・リーの公演。

ラテンジャズを生で聴くのは初めてだった。
生どころか、ほとんど聴いた事がないのだ。
ピアノの調律師が、ラテンジャズの大ファンで、家にみえる度に熱くその魅力を語り、TVでラテンジャズの代表といわれる「熱帯JAZZ楽団」を 観たことはあった。
今回聴くのも観るのも初めてというモヒカン頭のモヒカーノ関8重奏団の、それこそノリノリのグルーヴ感には圧倒されっぱなしだった。
ノリ過ぎて、財布らしき物をモヒカーノが、ピアノを弾きながら何故か落としてしまったのには笑ってしまった。

そして、川嶋哲郎のぐんぐん盛り上げていき。かつ胸に染み入るサックスにうっとりしながら、そのナンバーを是非弾いてみたいと、聴きながらしっかりタイトルをインプット。
しかし、一晩寝たらいつものごとくすっかり忘れていた。
多分、C.ポーターの「easy to love」のような気もするけれど…
怪しげ。。。
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険しく遠い

2008年03月12日 | jazz
慌てた桜が、うっかり咲いてしまいそうな暖かさだった。

今日は朝から家の周囲に、足場を組み始めている。
来週も工事の関係で、レッスンを休まなければならないので、今日は何としてもレッスンには出かけたかった。
というのも、前回習った4beatのバッキングのリズムのひとつが、家で弾くと何だか違うような。
メトロノームを使って弾いても、微妙なニュアンスがどこか違う。
リズムひとつで、曲の印象が全く違ったものになるし…。

歌曲を習っている友人が、毎回レッスンを録音してくるという話を思い出し
折角持っているICレコーダーを、忘れずに(そう、思いながらいつも忘れる)持って行った。

帰宅後に、早速録音を聴いてみると、確かに微妙にずれていたり、速かったり、焦って変なアクセントがついてしまったり…
とうとう先生は、その微妙なニュアンスを数字で説明しだした(笑)
更に左手だけだったらOKでも、右手が乗ると…アララ
ジャズピアノ弾きは、左利きが有利と聞いたことがあるけれど、今は理解できる。
因みに、B・エヴァンスも左利きだったそうな。

生まれつきのリズム音痴から脱却する道は、険しく遠い。
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