8月も明日で・・・

2008年08月30日 | jazz
8月も、明日で終わる。
猛暑に豪雨と、駆け足で去っていく8月だった。
今まで、嫌なことはいつも8月に起きた。
しかし、今年は何事もなく過ぎて行きそうなのでとりあえず、ホッ。

そして、明日はコンサート。
まだ8月、何にも無いと良いけれど…。
今年は先生の奥さま(ヴォーカルの先生)の出産があり、例年とは違う夏真っ盛りの8月のコンサートになった。

先生からは「いよいよです…」とメールが届いた。
そう、いよいよ。
靴も磨いたし、とりあえず衣装(普通の服です)にもアイロンをかけた。
クラシックのコンサートのときは、フェミニンな服で結構ドレスアップをするけれど、ジャズは気楽で良い。
そして、足でリズムを刻むので、私はパンツスタイル。
ファンキーなベースのU君は帽子が好きらしいので、ステージで帽子を被ったらと勧めたけれど、さて、当日は被ってくるかどうか。
ヴォーカルのおば様たちの、素敵な衣装も楽しみ。
ピアノは20代以下の若い人達ばかり、私のようなおばさんが浮かなければ良いけれど。
若作りと厚化粧で(笑)上手く混ざらねば。

朝から準備に入り、長丁場になるのでおやつのパウンドケーキのお取り寄せも昨日届いたので、それを差し入れるつもり。

ホールでの演奏は、20歳の頃にショパンのノクターンを弾いて以来。
たまには、こういう非日常の緊張感も人生のエッセンスとして必要だと思う。
だから、明日は楽しく演奏ができると良いのだけれど、もしかしたら顔が異様に引きつっているかしらん。
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書く

2008年08月29日 | my favorite things
昨日は、月1回の「小説」の日だった。
市内で1番高い(高いのは価格ではなく地上31階)喫茶室で、書いた文章を読んで頂き、先生から講評を受けるのだ。

下界を見下ろすと、見る見るうちに霧が出て雲上人になった気分。
雨も降り出し、何もかもが見えなくなった。

書き始めてかれこれ10年。
今は、同年齢のTさんと2人でのんびりと、ほとんど無料報酬に近い謝礼で文芸評論家の先生に読んでいただいている。
呆け防止に書いているの、と人には言う。
けれど、この「書く」という行為自体が、ややこしい世代にいる私たちのカタルシスになっているのは確かだ。

子供の頃は日替わりで色々なものになりたかった。
バレリーナとか、お花屋さん、食べ物屋さんとか、10代になるとイラストレーター、デザイナーそして小説家だった。

作文が特別上手いと言うわけではなかったけれど、絵を描いたりするのと同じように話を作るのが好きだった。

中学生の頃に、姉の持っていた「悲しみよこんにちは」を読み17,8才の少女が書いたことに衝撃。
今も時々本を開くけれど、女性のもつ様々な感情が、たかが17才の少女の感傷にまみれた好奇心から、掘り起こされていくのに惹かれた。
女性の作家さんで、このF・サガンの小説に触発された人は多かった。
私も触発されたひとり。
日本の周囲の17歳は、みんな幼稚だった。

やっと大人になり、しかし未だに女としての感性も曖昧。
複雑な女性心理を書くのは難しい。

呆け防止、呆け防止。
それでも、ま、良いか。
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受難のセミ

2008年08月27日 | diary
電車に乗る際に、何気なく下を見たら
自動扉の傍に、直径2センチほどの穴があり、何故かその穴にアブラゼミがはまっていて、穴から出ようと前脚を振り上げ必死にもがいていた。

アラアラ、どうしてこんな所に蝉がと思いながら、後ろから続く乗客に押され、セミ君を助けようにも助けられない。
6,7年間は地中で生き、やっと外界に出てからは7日間しか生きられないアブラゼミ。

そんな変な穴の中でセミ君が息絶えるのかと思ったら、座席に座り本を広げても私はその存在が気になって仕方が無かった。

次の駅で若者が2人乗り込み、扉の傍に立った。
なのに、足元でセミがジィジィ喚いていても、我関せず。

更に次の駅に停車したときに素早い動きを見せたのが、私くらいの年齢の女性。
近くに座っていたので、私同様気になっていたらしく素早い傘使いで見事にセミ君を場外に送り出し。

セミはジーと、ひと鳴きして飛んでいった。

しかし、たかが虫一匹とはいえ、何故そんな風に無関心でいられるのだろうか。
それとも気になりながらも、これも蔓延している儀礼的無関心?


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ゲネプロ

2008年08月25日 | jazz
昨夜はゲネプロだった。
都内のホールで、5時半から9時半まできっちりとやったので、まるで本番を終えてしまったような感覚。

とはいえ、しっかり失敗もしてしまった。
イントロの一部をアップテンポにしたので、たまにつっかえることがある。
どうせアドリブだから、自分に弾きやすいように変えても良いのだけれど、既にしっかり指にインプットされてしまっているので、下手にイントロを変えるのは、私の稚拙な技量では大いに危険。

そして、弾き始めたらそのイントロが上手くいき、それで安心をしてしまったら、あらら間違えてしまった。
上手く誤魔化そうとしたけれど、リハーサルだからと再び仕切り直しを。
あ~あ。本番でなくて良かった。

その後、先生に注意点を指摘していただいた。

解散のときに先生に挨拶をしに行ったら、○さんの演奏すごく良かったですよと言われ…

私「ほんまかいな?」

イタリア歌曲を習っている友人も、たまに先生に褒められても何だか懐疑的になるという。
そうそう、と私も相づち。
「おばさんが頑張っているから、ちょっとは褒めてあげないとねと先生も思うのよ」と彼女は言う。

素直じゃないなと思いながらも、実は私も自分に関しても、少しばかりそう思うのだ。

ICレコーダーに録音した曲を聴けば、自ずと出来不出来はわかる。
しかし、実はまだ聴いてはいない。
聴いてしまうと、真実がみえそうで(笑)

あ~~、素直じゃないおばさんは難しい。

楽しく演奏できたから、それで良いのでしょうが…。


ベースとヴォーカルの男女のヒップホップのダンスもあったりと、前回とはまた違った、楽しそうなノリノリのコンサートになりそう。



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どうしたら・・・

2008年08月22日 | diary
今日は涼しく、もう一気に秋の気配さえ漂って。
陽射しも、空の雲も、流れる空気も、確かに今までの暑さとは違っていた。
しかし、これに騙されてはダメ。
まだ8月、これから厳しい残暑もあるはず。

             

             〈 すでに葉が少し色づき 〉


母は、この束の間の涼しさで、元気になったようだった。
何しろ、ただでさえ母の食は細く、暑いと食事を食べるどころか作る気もしないという。
だから、食事の支度も滞り勝ちのよう。

我が家は、食事もすべて別なのだ。
とはいえ、身近にいる私が手を貸し、食事を作ってあげるのはた易いこと。
けれど、それをすべてしてしまったら母の危なげな思考能力が、更に減退するのもまた心配。

おまけに両親とも好き嫌いが激しく(娘の私は何でも美味しく頂くけれど)
父が好きなものは母が嫌い、そしてその反対も多々あり…。
母はせっかく作ったのに、父が食べないと文句を言うし
父は母が作る物は、いつも似たり寄ったりの食事で…と文句を言うし
私は努めて、ふたりが好きそうな栄養のあるオカズを作って持っていくけれど、なかなか毎回と言う訳にはいかない。

好き嫌いの多い父は、とうとう夏痩せをして37キロになってしまった。
友人のお母様は、37どころか27キロになったらしいが。

かかり付けの医師が、これ以上父の体重が減ると危険だからと、先日わざわざ電話を下さった。
そのときに色々相談に乗っていただいたけれど、馬を水辺に連れて行くことは出来るけれど、水をのますことはできないの譬え通り、食べる気が無い人に食べさせることは至難の業なのだ。

しいて言うと、ふたりとも外食が好き。
ところが、母は行き慣れたお店ではないと嫌だと言うし、するとお店も自ずと決まってしまうし…。

色々おかずを工夫したり、好きなチーズなどの乳製品や、老人の喉に通りが良いものなどを買ってきたりするけれど、好き嫌いを言われると、優しい娘の腹も少しずつ立ってくる。
時々、切れそうなわたし。
グレてやる!

そして、父は自分が食べ残したものを愛犬に食べさせ(いけないと言っているのにもかかわらず)
つまり父自身は太らず、犬が太る羽目に(苦笑)

健康診断で、動物病院に犬を連れて行くと、
勿論犬の体重は増えて
「また体重が増えましたね。犬を決して太らせてはいけません」と、
またまた獣医さんに私が注意され…

あ~~あ
あちこちから注意され、私は一体どうしたらよいのだぁ~~!

お願いだから、ふたり共我がままを言わず、薬だと思って食事をしっかり食べてね。

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