母と薔薇

2022年05月29日 | おでかけ

       

コロナ禍の渦中にいると、どうしても運動不足になりがち。
私はなるべく外に出るようにしているが、友人もお出かけはほとんどスーパーとクリニックくらいよ!
と嘆く。

私も同じ。

テレビ番組の中などで、どこの公園で花が満開ですと言われると、運動がてら我が家の犬を連れて出かけるのがこのコロナ禍中の常。

       


今回は近くの伊奈町のローズガーデンへ。
この町の花は勿論バラ。
コミュニティーバスのバス停もバラのイラストが。

しかし、私はこの町に来るのが苦手だった。
姉がここの病院で他界したのだった。
異常なほど心配性の母には、貴女の娘が入院しているとは言えず
その母には様々な嘘をついて、姉に会いに病院に向かったことを、今でも思いだす。

姉が他界した後に同じ道路を車で走ると、様々なことを思いだし哀しくなって涙を流してしまうことが何回かあった。

しかし、2年ほど経ち落ちついてきた母を初めてこのローズガーデンに連れて来ると、母はバラの色彩と香りに包まれて久しぶりに笑みを浮かべた。

母の嬉しそうな微笑みに私は思わず写真を撮り、後にその素敵な微笑みを遺影にした。

今日も御仏壇の中で、バラと共に微笑んでいる。

        

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母の遺品整理

2022年05月18日 | diary

母の3回忌を終えたら、母の遺品整理をしようと決めていた。
勿論、母の諸々の身の回りの品や、衣類の整理は既に終えてはいるけれど…

何しろ父も母も、趣味の広い人だった。
母の趣味の材料や専門書などが押入れに沢山詰まっている。
器用な母は、友達に頼まれて何人かを家で教えていたし。
その上まめな人で、毎日の出来事を綴った日記帳が、これまた何十冊もでてきた。
何だか読むのも憚れるので、多分廃棄する予定。

私が一番悩んでいるのは、やはり何冊もあるアルバムのこと。

以前に、我が家が出すゴミ集積場に分厚いアルバムが何冊も紐で括られ廃棄されているのを見て切ない気持ちになったことがある。
廃棄した人は、ご近所さんなのでどこのお宅なのかはわかったけれど……
結局、廃棄するしかないというのは分かる。
しかし、せめて人目に触れないようにしてほしいと思った。
アルバムって、大事な人が生きていた証が沢山詰まっているものだと思うし。

とはいえ、母のこれらのアルバムをどういう風に始末したらよいのか頭の痛いところ。

ふぅ~~~。

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終わったゴールデンウィーク

2022年05月09日 | diary

ゴールデンウィークが、昨日でやっと終わった。
巷では10連休などと盛んに言っていたけれど、実際に長い連休を取れる人は10%ちょっとらしい。
ほとんどがカレンダー通りとか。

我が家といえば延期をしていた、私の両親の法事をこの連休中に終えることができてホッとした。
家族だけの家族法事。
菩提寺は県内の川越だが、GW中なので更に観光客でいっぱい。
若い人たちは男女とも着物を着て、お約束の食べ歩き。
私が子供の頃は、家庭でも学校でも歩き食べは危険だしお行儀が悪いと習ったものだけれど……
しかし、今や観光地はどこでも食べ歩き。
お借りした着物も汚れるのにぃと、いらぬ心配をしてしまう。

しかし、串に刺した物は押されたり、躓いたりしたら本当に危険だと思う。
余計なお世話かもしれないけれど。

とはいえ、最近は美味しそうな川越グルメが更に増えたし、食べ歩きしたい人の気持ちもちょっぴり理解。

        

 

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