ジャズも新旧交代の時期?

2007年01月31日 | jazz
 横浜の老舗ジャズ喫茶「ちぐさ」が閉店するというニュースが流れた。
わたしが通っているジャズピアノの教室のそばにも、古~いジャズクラブがある。
「あそこのマスターは気が難しいと地元じゃ評判だから、何だか敷居が高くて未だに行った事が無いんですよ」
そのジャズクラブの話題のが出たときに、わたしの先生はそう言った。

地元の書店に寄った時に、そのジャズクラブの話を聞いた。
「中に沢山のワインボトルが並んでそれがすごく綺麗だから、お客さんジャズが好きならいってみな」と。
書店のご主人は、70過ぎのおじいさん。

ほとんどいないわたしのジャズ友達のひとりは、新宿の朝カルで知り合い、偶然隣の町内に住んでいるということがわかったおじい様。(ごめんなさい!おじ様ということに)
わたしが谷中でジャズを習っている事を知ると、おじ様がその古~いジャズクラブの名前を出したことにわたしはびっくり。
聞けば、おじ様は数年前までそこの常連だった。
おじ様の友人がそこで知り合った女性と結婚した話題まで。
「ricoさん、まだあのクラブがあるのなら、懐かしいから一緒に行ってくれないかな」
そして、おじ様に付き合って月曜日にジャズクラブに行ったのだが、なんとやっていない。
グァ~~ン

火曜日がわたしのレッスン日。
帰りに隣のカフェに寄り、前日の事をマスターに伺った。
どうやら、ジャズクラブはマスターが高齢なので、そろそろ閉店を考えているらしいとの事。
だから、開店したりしなかったり。
マスターの高齢化で老舗から、ジャズクラブも新旧交代の時期なのだろうか。

カフェを出ようとしたら、マスターが「ここへ今日戻ってくる事は無いの?」と聞くので、なぜかと思ったら…

東京には、坂が多い。
谷根千にも、勿論いくつかの坂が。
1年に2回、都内からダイアモンド富士がみられる日が今日だとか。
「今日は晴れているからきっと見えるよ」…と言われても、その日のスケジュール満杯。

すぐそばの富士見坂から、そのダイアモンド富士がみえるらしい。

帰宅して検索したら、わぁホントに素敵な富士が望めるのだ。


            
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久しぶりの 江ノ島だったけれど

2007年01月28日 | art
     

                  湘南海岸の夕陽

まるで、春。

そんな陽気に誘われて、ついふらふらと何年も行くことの無かった湘南へ出掛けてしまった。
湘南方面は、車だと絶対渋滞からは免れない。
最寄の駅から湘南ラインが通っているので、湘南へはJRを利用するのが定番だけれど。
家を出たのがお昼近く。

だから結局、車で。
行きはそれでも2時間で着いたから、早いほうかもしれない。
首都高速を月に1回は利用するけれど、通るたびに新しい建築物が目に付く。
建築ラッシュ。
(勿論わたしが運転していないので景色は良く見える。わたしの運転は怖いそうな)
普段、隠遁生活(自分ではそのつもり。笑)のような生活をしている。
だから、首都高から垣真みえる東京のエネルギッシュな、そんな姿を見ていると、何故かわたしのテンションが上がっていくのが分かる。
雑駁なものの集合体とはいえ、大都会ってそういう力があるのだろうか。

そして、折角湘南へ行くのだから、ランチは海を見ながらスタイリッシュなレストラン…なんぞと思いつつ
しかし、走れど、茅ヶ崎、辻堂、江ノ島、藤沢、海岸通にありそうな、わたしに似合う小洒落たスタイリッシュなお店が見当たらない。
あるのは、家の周囲にいくらでもあるファミリーレストランばかり。

それより、サーフボード・ショップが更に増えたのは分かるけれど、目を引くのがなんとラブホテル。
海岸通にも、通りを入った所にさえ異常に多い。
やはり、ラブホテル特有の隠微な印象は拭えないのと同時に、美しくないのだ。
まぁ、そういうものがそこに建つ図式はわかるけれど。

新江ノ島水族館は、時間が無く早足で見て帰宅の途へ。
帰りはラジオの渋滞情報で耳にする場所で、案の定渋滞に巻き込まれ3時間かかってしまった。


 

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樹の精霊

2007年01月25日 | my favorite things
            


 我が家の庭に3メートルほどになる、銀木犀の樹があった。
オレンジ色の花を咲かせる金木犀とは違って、薄いクリーム色の花はそれほどの強い芳香はしない。
けれど、淡く甘やかな香りを、その季節になるとほんのり漂わせてくれていた。

しかし、去年の秋にとうとう枯れてしまったのだ。
何故枯れたのかは分からないけれど、あれよあれよと言う間に木肌にキノコが生え、葉が散りだすと枝先は触れただけで折れてしまった。

いつも暮れにみえる植木屋さんに撤去していただこうと思ったけれど、根っこの方はまだ生きているようにも見えた。
可哀想なので、夫が枯れた枝を落としたら、丸坊主で思っていたより何だか格好が悪い。
そこで考えたのが、みっともない切り口にヴィオラの鉢を置いて、100円ショップで買った木製の小鳥を並べた。
先日それができあがった。
このできばえ、結構気に入っている。
樹のリサイクルというところ。

大した樹ではないけれど、何だか樹木には生命が宿っている気がして、わたしはむやみに切れないのだ。
わたしの祖父がまだ50代の頃に、熱海に隠居所を建てたという。
目の前は海だけれど、木々のせいで眺望が悪かったらしい。
地元の人が御神木だからと、切る事を反対している樹を切ったら、それからすぐ亡くなってしまったという話。
樹の精霊の仕業?
この話を、母がよく話してくれた。
そんな記憶がわたしの中にあるのだろうか。


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妙つながり

2007年01月23日 | diary
今日はピアノのレッスン日。
快速なので、田端で乗り換えた。
ふと、目の前に座っている男性の頭に目がいった。
髪がどこか妙。
見ちゃいけない、いけないと思いながらも、人間観察は鋭く自分に課している。
立っているわたしは、当然見下ろす。

もしや、これがTVで○元氏がCMをしている「フリカケ」…かしら?と。

少しばかり薄くなった髪に繊維状のものをふりかけ、そのふりかけが落ちないようにスプレーでコーティングするらしい。
(TVで観ているので良く知っている)
しかし視力の良いわたしに、ごまかしは効かない。
髪の間に細かい繊維がひっかかり、それらの表面がガチガチに固められている模様。
どうみても不自然なのだ。

しかし、薄くなった髪って男性はそれほど嫌なものなのかしら。
諦めの悪いバーコードにするより、思い切って短くするほうが良いのに…と思う。
わたしは薄い頭って、嫌いじゃない。
夫は髪はあるけれど、やはり年々細く柔らかくなってきたので短くしている。
させている(笑)
そして、わたしのワックスでチョイワル風に(笑)でも、ないか。


              


帰りに、赤羽で有名だという肉まんを買いに、途中下車。
日テレの『ぶらり途中下車の旅』で観てから、常々食べてみたいと思っていた。
肉まんは大好き。
今日は暖かかったので、それこそ思い切って途中下車。
お店はすぐ見つかった。
わたしは肉まん6個と、あんまん4個とシュウマイを買って帰宅した。

肉まん好きな母に持っていってあげようと、パッケージを開くと、どこか妙。

今日は妙つながり

ああ~ん
おばさん、間違えたらしく10個全部肉まん。
あんまんも大好きなのにぃ。

お味の方は?
実は、まだ食べておりません。

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トイレットペーパー(考)

2007年01月14日 | diary
 今朝の朝刊「みんなの広場」に、こんな投書が載っていた。

〈 仕事場のトイレ掃除係りになった。
するとトイレットペーパーを使う時に上手くちぎれなかったりするのか、ペーパーが床に汚く散乱しているのに驚いた。だからペーパーを使ったら、次の人が引き出しやすいようにペーパーを小さく三角に折って欲しい〉

確かこんな内容だった。

スーパーにさえ、近頃はウォシュレットがある。
しかし、まだペーパーに全面的に頼らなければならないトイレの方が多い。
確かに、外のペーパーって爪を立てたりしなければ、引き出せないときがあるのだ。

そして、夫にこんな投書があったけれどどう思う?  と、たずねた。

夫 「外で使うトイレットペーパーってなかなか引き出せないから、次の人のために僕も三角に折っている」 と。
わたし(心の中で)えっ!夫のこんな殊勝な面、初めて知った。

掃除済みという意味を込め、係りの方が三角を折るのは問題ナシと思うけれど。

実は、わたくし、だらしが無い反面、結構神経質なところがある。

よく考えれば、あの三角は用を足して大事なところを拭き、手を洗う前にペーパーに触れたことになる。
わたしは、誰とも分からない他人の用を足した後の汚い手の指紋がべたべたついたトイレットペーパーで、大事なところは拭けない。
だから外で三角を見かけると、わたしは大きく引き出し破って捨てる。
その破った部分は無駄になる。

こんなことひとつでも、人によって解釈は様々。
何が正しくて、何が変とはいえないけれど……。


コメント (2)
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