【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

マリラの生姜湯

2006-09-26 16:01:21 | 趣味の器(壺)~その他
  


 




   連日の外出でちょっと疲れ気味。
  アン の 『室内と戸外の優劣』 ではありませんが、
  今日ばかりは心から “室内” の方を選び、
  心晴々? という心境です。

   庭では、今日も虫たちが千客万来。
  連日の晴天で彼らも余程、嬉しいのでしょうね。
  あっちの花、こっちの花と飛び回っています。

   それに今も聞こえて来る 
  「チ、チ、チ・・」、「リ、リ、リ~ン」 の声。

   気のせいか、夜より昼間の方が
  澄んだ音色を響かせているような気がします。

   さて、ここからはちょっと アン の世界へ~。
  楽しい夏の日が過ぎ、9月からアンを待っていたのは、
  アヴォンリーの小学校での教師生活でした。

   その初めての朝、不安と緊張で、
  水さえも喉を通らなかったアンに 
  マリラ が差し出したのは、一杯の 生姜湯

   そうそう、その前日には、アンにしては珍しく、 
  レイチェル・リンド夫人 の姿を見て、言っていましたね。

 



   「おばさんの忠告は、胡椒と同じだと思うわ。
  ぽっちりだと素晴らしくいいんだけれど、
  おばさんはヒリヒリする位、
  どっさりあてがうんだもの。・・」
 

   ~なんて、繊細な所を見せていましたっけ。

          






 




   その マリラの生姜湯、私も毎日、頂いています。
  尤も私のそれは、「アフリカつばき茶」 に、
  ローズヒップの粉末、生姜のすりおろし、
  黒砂糖、果てはシナモンまで加えた濃厚な物です。

   でも、これが結構美味で、
  もう相当長い間、ハマっています。

   その上、“天然のステロイド” とも言われる
  アフリカつばき茶 と、ビタミンCを初めとした、
  “ビタミンの爆弾” と言われる ローズヒップ との相乗効果で、
  お肌しっとり、疲れ知らずの身体になると来れば、
  やめる理由もありませんが・・・。

   ところで、このアンが飲んだ生姜湯。
  マリラに勧められて、たいした効果も期待せず、
  仕方なしに飲んだようです。

   でも昔から生姜には、発刊作用や消化促進、
  気分爽快の効果があると言われていますので、
  アンにとっては、まさにピッタリの飲み物だった訳ですね。

   おそらくマリラの場合は、
  お酒やシロップに漬けた生姜を使ったのでしょう。

   ただ擦りおろした物に蜂蜜を混ぜ、
  熱湯を加えただけでも、十分美味しいですし、
  これからの季節にもピッタリの飲み物ですね。

   一方、アンは、と言いますと・・・。
  マリラの作ってくれたあの生姜湯のお陰で、
  兎にも角にも無事に教壇に立ち、
  小さな生徒達に挨拶出来たのでした。