【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

オレンジのシルエットの中で・・

2009-12-01 18:19:18 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編
【開花した 「ヒマラヤ雪の下」】


    こちらは今日も、何もない
   空で明けました。連日の快晴。
   小春日和も同じです。

    早いもので今日から12月ですね。
   ついこの間、
   年が明けた気がしますのに。

    そのスピードは年々、
   早くなって行くようです。

    そう言えば、先日耳にした、
   森光子の言葉が印象的でした。

   「皆さん、早く日が過ぎて行くと
  仰るけれど、それは平和な毎日
  だからですよ」
   
   本当にそうですね。
  これが戦争の日々だとしましたら・・。
  
   気の遠くなるような
  長い1日になるかも知れませんものね。

    “夏も秋も去った。
  以前より早く四季が経つ
  ような気がする

   真っ直ぐの国の隅で麒麟草きりんそうは白くなり、
   毎朝地面には霜が銀色のスカーフのように拡がる。
    
    「谷を渡る」 夕風は心を締め付けて探り、
   愛して失ったものを求めて空しく妖精を呼ぶ。
   ・・・ 略 ・・・
   そして毎日暗紅色の夕日が
   港の上の煙ったような赤い空を彩っている。
    
    星が一つ救われた魂のように憐みの目で、
   罪深い魂が地上の旅のしみから清められている
   下の急流の底を眺めている。・・・”
   
                         【「エミリーはのぼる」 第19章】

    こちらは、(勿論、地域差はありますが)秋さえも・・去ったとは言えません。
   それにしても程度の差こそあれ、人々は四季の早さを思うものなのですね。



     さて、先日、街に出たついでに、咄嗟に目に付いた、
    赤のギンガムチェックの布地を求めて来ました。
    (とは言え生憎、上から黒っぽいレースを掛けましたので見えません)
    
     当然、クリスマスを意識したものです。
    手っ取り早くクリスマスモードに突入するには、
    テーブルクロスを変えるのが一番ですから。となりますと・・。

     『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』、オープンと致しましょう。
    今日のカップは随分、可愛いものとなりました。
    
   こちらの柄は、薔薇や林檎ですが、
  向こう側は、ベアーだったりします。
  (ナルミ製)

   ちょっと私の趣味ではありませんが、
  やはり、楽しいものの方が、
  いいですものね。

   ランプや蝋燭に火を点け、
  オレンジの灯りに包まれますと、
  癒やしのティータイムの始まりです。
  
   そして昨日出来上がったばかりの
  トレーを使用。
  
   絵は隠れてしまいますが、その方が煩くなくていいかも知れません。
  アラッ!? ティーベル、こちらには忘れましたが、
  思い切り大きな音で鳴らしますね! 薫り高い珈琲が入りましたよ~!