
今朝は、凛とした空気に包まれました。
ゴミ出しの時の空には、な~んにもありません。
澄み切って晴れ渡った空。
尤も、大層寒い朝になりましたけれど。
でも、このような久し振りに身の引き締まる冷気、
嫌いではありません。
そして、こんな日こそ・・
次のような アン の文章がピッタリです。
雪のない所に住む私などには、
何ともロマンティックな気分にさせてくれる文章です。
こんな風に、どなたかに・・。
手紙でもしたためてみたいものですね。
“・・・ 今夜は雪になりそうです。
あたしは雪になりそうな晩が好きです。
風は 「小塔や木々」 の間を吹きすさみ、
あたしは居心地の良い部屋を一層居心地良くしています。
最後の金色の葉が今夜、
柳から吹き散らされる事でしょう。・・・”
【「アンの幸福」 最初の1年4.】

包まれています。
それにしても、
“お姫様気分”?なんて、
何だか・・ですね。
でも、心の中だけ。
“そのつもりになって
みるだけなのです・・”
~という ミス・ラベンダー の
心境かも知れません。
そうそう、肝心の香水。
昨日は香りがすぐ抜ける
~なんて、申しましたが、
それほどでもありません。丁度いい位。
ところで、香水を付ける場所って、
どこがいいか悩む所ですね。色々な説があるようです。
手首、膝裏、足首等など・・。
それについて、こちらでも何度か紹介しています、
暮らしの手帖版、『すてきなあなたに』 には、
次のように書かれています。


【香水入門】 香水に詳しいお二人に、 ふとしたことでお会いしました。 (中略 ) もう一人は、クリスティアン・ディオールの 日本の責任者です。 ( 中略) 香水の付け方には決まりのあるように 言われますが、 フランスの専門家に聞いても、 全部が全部違うのです。 腕に付けると言う人もあれば、 耳の後ろと言う人もあれば (中 略 ) マチマチで結局、つまるところ、 ご自分がその日、その時、好きな所に付ければいい、 ~という事でした。 何だか急に、香水を付けるのが 気楽になって来ました。 (中略 ) 【暮らしの手帖 「すてきなあなたに」 より】 |
