【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

耐え忍ぶ花~ヒマラヤ雪の下

2009-12-05 20:06:06 | 香る庭の花綴り


   雨で明けた週末、土曜日の朝。
  しとしと、そぼ降る雨。
  しかしながら冷たい雨ではありません。

   その雨も、
  お昼前には上がり、青空も・・。
  写真のように、雲一つありません。

   そうなりますと・・私の心は複雑です。
  今日は出掛けようと思っていましたから。

   久し振りの、
  “室内と戸外の優劣” に、
  逡巡した挙句、結局出掛けない事を選択。その途端に、これです。

   これからでも外出は、まだ十分可能ですのに、
  もう心が着いて行けません。情けない事に最近、良くある傾向です。

【ヒマラヤ雪の下の紅葉した葉っぱ】


   さて写真は、最近頻繁に登場している
  「ヒマラヤ雪の下」 です。
  
   そして紅葉した、その葉っぱ。
  大きな団扇(うちわ)のような
  葉っぱだと思っていましたら・・。

   何と 「ヒマラヤ雪の下」 の別名は、
  「大岩団扇(オオイワウチワ)」
  と言うのだそうですね。

   しかも花ではなく、葉っぱの方に
  スポットが当たっているのですね。

   これまで黒くなって枯れた葉っぱは、
  何度も目にしましたが、
  こんな風に紅葉するなんて・・。

   又、開花も 11月だなんて。
  となれば・・
  昨年は、どうだったのか気になります。

   昨年・・と言っても、
  今年の事ですが、開花は 【1月下旬】
  
   それでも、あまりにもの早さに驚きの記事を掲載しています。
  今年は、それより更に2カ月も早く開花したのですものね。
  いいえ、秋に開花した花・・と言った方がいいですね。

   ところで、今日の 「ヒマラヤ雪の下」。
  写真からお分かりでしょうか・・。この花、今朝の雨で濡れているのです。

   それが、何だか涙を浮かべているような気がして。勿論、真珠の涙ですけれど。
  今日のそれは、幾分とまどったようにも思え・・。カメラに驚いたのかも知れませんね。
  
   おまけに、こんなに可愛い花ですのに、決して出しゃばらず、
  後ろへ、陰へ・・と、なぜか人目を避けるように咲くのです。ひっそりと・・。

   それは花言葉にも現れていま。まさにぴったりの 「順応」、「忍耐」。
  葉っぱの鮮やかさと言い、花の可憐さ・・今、一番気になる花です。