【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

名残りの秋

2009-12-08 18:38:18 | レトロ(素敵)な空間~散策


   連日、美しい朝の空が続きます。
  今日で 3日目。

   昨日と違って、今日は日中もその
  お天気は続き、おまけに小春日和。
  
   日溜りは、まるで春そのものです。
  空には、な~んにもありません。
  1日中、青 ― 青 ― 青。

   道端にも未だに黄花コスモスや、
  蒲公英(たんぽぽ)が咲き・・
  冬枯れの様相は全く見られません。

   そうそう、昨日は二十四節季の一つ、「大雪」でしたね。
  次のような 『アンの世界』 でしたら、それもぴったりなのですが・・。

   12月 と共に冬がやって来て、
  3週間に渡り絶え間なく雪が降り積もった。
  炉辺荘の向こうの原は、さえぎるもののない銀の牧場となり、
  垣根や門柱は高い白い帽子をかぶった。
   窓という窓は幻想的な模様で白くなり、
  炉辺荘の燈火は、仄暗い雪の薄暮の中に明るく輝き、
  全てのさすらい人を我家へ向かい入れた。・・・ 略 ・・・”

                                        【「炉辺荘のアン」 第19章】





   さて。・・となれば、このお天気。
  家の中にいては勿体ないですね。
  ちょっとご近所を散策して来ました。

   訪れた場所は昔ながらの集落。
  古き良き昭和の時代の名残りを
  感じる場所です。

   こちらの写真は 2度目ですが、
  公民館の文字。

   こんな場所での集会は 「寄り合い」
  なんて言葉が似合いそうです。

   入口など、アルミサッシに替えられて
  いますが、こんな建物を見ますと・・。
  
   レトロ大好き人間の私は、
  もうたまりません。

   こちらの電話ボックスも
  無性に懐かしくて。
  
   いつの間にか・・
  姿を消してしまいましたものね。

   人、1人が通るのがやっとの路地。
  これさえも昭和的で、懐かしい気がします。