【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

踊る紅葉

2011-12-09 16:32:56 | 四季のスケッチ

【華の乱舞】


 

 
【紅葉の絨毯】



・・・今は 秋も終わり で、森の木の葉は落ち、
牧場の草は枯れて褐色になっていた。
太陽は、黒ずんだ森の後ろに紫色と金色の、
華やかな光に包まれて沈みかかっていた。
                 【「アンの青春」 第8章】



   これまでとは一転して、
  見るからに寒々しい空で明けました。

   春のように穏やかだったそれは、
  荒々しい冬の空に。

   それでも、灰色の空の隙間から、
  一たび太陽が顔を覗かせれば、
  まだまだ彩り溢れる庭は見違える
  ように華やかさを増します。

   12月に入って、
  もう10日にもなるのですね。

   『フィリパの言葉を借りれば
  「ひゅーとうなりを立てて」
  飛び去った』

         【「アンの愛情」 第9章】

   ~なんて、なってしまうのでしょうね。
  心してかからなければ・・。

   ところで昨夜は夜目にも鮮やかだった
  紅葉(もみじ)の “紅”。

   一夜明けて、庭一面の、
  紅葉の絨毯には息を呑みました。
  
   それでもまだ3分の1くらいは残っているでしょうか・・。
  玄関先と階段は急いで掃きましたが、庭は暫くこのままにして置きましょう。

   そうそう、写真は紅葉を背にして逆光に佇むリラ版 「白い貴婦人」。 
  葉っぱが落ちて向こうが透けて見通せるようになって来ました。
  



   こちらのセージが良い例でしょう。
  上の写真は、つい1週間前のもの。
       (左は今日の写真)

       秋も終わり・・
     今がまさしくその季節でしょう。

      それなのに、こちらの秋は
    なかなか終わりません。それどころか・・

    「森の木々は黄金色に
   染まり、牧場の草には、
    まだまだ小さな花が
    沢山咲いています」 

      ~とでもなるのでしょうか。

      せいぜい 「移り目の刹那」 を
     見落とさないようにしなければ・・。