【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

辿るアース色の小径

2011-12-22 15:43:15 | 路傍の花~道草









「まるで魔法の森を歩いているようだわ。
又、元の世界へ戻れると思って、ダイアナ?
もうじき、魔法にかけられた
お姫様のいるお城に出ることよ」

次の曲がり角を折れた時、
1軒の小さな家が見えて来た。
だがこの地方ではどの家も1つの種から
生えたように、木造で同じ造りの
農家ばかりなので、この家を目にした2人は
お城を見たのと変わらぬ驚きを味わった。
                 【「アンの青春」 第21章】


   



   一面の真珠色の空で明けました。
  そのせいか意外に暖かかった朝。

   そんな体感温度とは裏腹に目に映る景色は、
  いかにも侘しく、寒々しく見えます。 

   紅葉していた目の前の里山もその色を俄かに後退させたよう。
  いいえ、明らかに冬色になりつつあります。

   早いもので今日は 「冬至」 ですね。
  今年は余りにも色々な事があり過ぎて、
  「ヒュ~ッ!」 ならぬ、「ヒュッ!」 と通り過ぎて行った気がします。






【自生の山茶花】



   「想像には
  節約の必要がないことよ」
  
  ~とは、アン の言葉。

   その例に洩れず、今日の
  引用文が昨日の続きなら、
  必然的に私のブログも続きます。

   「想像の余地」 って、
  本当に有り難いですね。

   こんな風に・・
  魔法のお城にだって、いつだって
  会う事が出来るのですから。

   もうお分かりですね。
  そのお城とは・・。

   今年になってから何度か登場
  した事のある写真のお宅。
  (上から1.2.5枚目の写真)

   古色蒼然(こしょくそうぜん)たるお邸です。
  そこにはぶなの木こそないけれど、
  私が心の中で 「ブナの木屋敷」 と呼んでいるお宅。~なんて。

   尤も 『アンの世界』 のように
  森の小径を抜けると急に視界が開け、
  魔法のお城がパ~ッと現れると良かったのですけれど。

   そこは又々、 「想像の余地」 で補う事に致しましょう。
  フル回転ですね。

   それでも 「蔓梅擬(ツルウメモドキ)」 や自生の山茶花の花が
  咲き乱れる径を心をわくわくさせながら辿って行ったものです。

   そうそう、以前の写真は 【こちら】 です。
  つい昨日のような気がしますのに、もう1ヶ月も前なのですね。
  季節の移ろいは歴然なのですが・・。