【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

初冬の主役

2011-12-15 17:02:52 | 香る庭の花綴り











1年、又1年と、時は彼女の戸口の前を通った。
春の菫の匂う谷 ―― 夏の花 ――
秋に歌うもみの木 ―― 冬の夜の銀河の淡いほのお ――
静かな新月の4月の空 ―― 月光に向かう黒い
ロンバーディー杉の妖精のような美しさ ――
10月の黄昏時に淋しく落ち散る木の葉 ――
果樹園の月の光。
ああ人生にはまだ美があった ――
いつでもあるだろう。
人間の情熱のあらゆる汚点しみの向こうに不滅の美が。
               【「エミリーの求めるもの」 第26章】




   こちらは今日も快晴となりました。
  冬日和。

   週半ばには雨の予報もあったの
  ですが、降らなくてラッキーです。

   今日も春のように
  暖かい1日となりました。

   さて、昨日は朽ちて行く葉っぱの
  醸し出す何とも言えない色に
  スポットを当てましたが、今日は花に。

   庭の白薔薇、そうリラ版 「白い貴婦人」
  の姿は、何度かお伝えして来ましたね。

   最初はしっかり閉じていた蕾。
  蕾を覆っていたガクが垂直に開き、
  「さあ、いよいよ・・」 という状態の
  まま、もう何日になるでしょう。

   いくら暖かいと言っても今は冬の季節、
  12月という事をこの薔薇からしっかり
  教えて貰っているような気がします。

   1ヶ月前でしたら、いくら何でも開花していましたから。
  ~なんて。この12月に薔薇の開花に一喜一憂するのは毎年の事。
  性懲りもなく・・という言葉がピッタリかも知れません。








【アブチロン】

   





   ところで今日のタイトルでもある、「初冬の主役」 と言いますと、
  本来なら 「シクラメン」 や クリスマスフラワーとして有名な
  「ポインセチア」 などでしょう。ところが・・。

   冒頭の写真の 「セージ」 や、こちらの 「アブチロン」
  などの花が次から次へと花芽を付けています。

   それにしてもセージの丈夫なこと!
  この季節、水に挿して置いたものに根が出て、どんどん増えています。

   この丈夫さが、イギリスの諺にもある、
  「セージのある所、病気知らず」 と言うのかも知れませんね。

   例年でしたなら、この時期は花が終わり、
  刈り込んで来年に備えたものですが、今年はまだまだ。

   と言いますか・・その時期が毎年、遅くなるような。
  尤も、そのお陰で毎朝、セージ茶を楽しむという恩恵に与(あずか)っていますけれど。
  今や、「初冬の主役」 どころか、「通年の主役」 ですね。