【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

冬の貌

2011-12-10 17:03:37 | 煌きの硝子(ランプ含む)

【小樽 「北一硝子」 ~ 「ダイヤモンドダスト」 シリーズ】







・・・ハーバートさんはカナダ自治領内閣の
閣僚 であり王侯の前に立つ人 である。
大きな銀髪の頭に、長い間人の考えを
読み取って来たので、人の心を真っ直ぐ
見通し、当人でさえ認めたくないような
動機を見抜くのではないかと
無気味になるような目をしていた。
非常に深味のある である。
              【「エミリーはのぼる」 16章】


                            【金の成る木】


   12月も10日になりますと、
  これまで渋々だった “冬” も、
  今度は一気に、それも
  駆け足でやって来ました。

   こちらだけでなく、
  各地の気温も軒並み今季1番の、
  最低気温だったようですね。

   いきなりの寒さに、
  庭のピンクの薔薇(リラ版「少公女」)
  やゼラニウム、セージなど
  花を付けている植物は、
  寒さに震えているような気がします。

   さて、今日の小さな幸せ。
  10年以上にも渡って育てていました 「金の成る木」 に
  薄いピンクの花が初めて咲いたのは、つい1昨年の事。

   期待した昨年は、ほんの申し訳程度にパラッと咲いただけ。
  ところが・・。今年は目を疑いました。
  何と木全体に渡って花芽を付けているではありませんか。

   ともすれば・・大きくなり過ぎて半分、持て余し気味だった私。
  ちょっぴり反省です。この木は、典型的な大器晩成型だったのでしょうね。

   ところで冒頭のラベンダー色の花瓶。(ラベンダーのポプリを入れています)
  ヒンヤリした感触の硝子製品は、冬より夏のイメージですね。

   いみじくも今日取り出したのは、
  北海道各地がいずれも氷点下・・というニュースを聞きましたから。

   そこから 「ダイヤモンドダスト」、
  そのシリーズの硝子花瓶へと行き着くのに、たいした時間はかかりません。
  「ダイヤモンドダスト」 現象を硝子で表したのが、この花瓶という訳です。

   (ダイヤモンドダスト : 気温がマイナス40℃程度まで下がった特に寒い朝、
  空気中の水蒸気が陽光に照らされキラキラ光る現象を言う)
                                 ~ 「北一硝子」 の栞より










   




   こちらは、静岡の友人から送られて来た、「伊豆紅ほっぺ」 です。
  苺は大好きですから味わって頂きますね。
  でも、こんなにお高い苺、ほっぺならぬ口が腫れそうです。






 



   



   最後に。今日の冒頭の文章は、偶々見つけたものです。
  しかも 『アンの世界』 から・・という点がミソでしょう。

   つい、問責決議を受けたばかりの2人の大臣の顔が浮かんで来て。
  特に一川防衛大臣。

   言葉の軽さも然る事ながら、誰の目から見ても、
  おどおどと自信のない顔と態度が目を引きます。

   そんな方が、こともあろうに国を守る重大な任務を持つ防衛大臣なんて。
  おまけに 「適材適所」 と、何とかの一つ覚えのように繰り返す首相。

   それに何と言う偶然でしょう。「王侯の前に立つ人」 と・・。
  王侯の前には誰だって立てる訳ではないのです。

   この方は、ブータン国王陛下に会うより、
  単なる資金集めパーティーを優先された方でしたものね。
  閣僚を何だと心得ていらっしゃるのでしょう。

   政治の事には関係のないブログですのに、
  つい愚痴ってしまいました。悪しからず・・。