【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

酔いは酔いでも人に酔い・・

2007-12-10 18:05:07 | リラのお気楽ユメ日記


   こちらは、今日も雲一つない空と
  なりました。朝から太陽が燦々・・。

   それは時間が経っても何~にもない空。
  ただ、青空だけが広がっています。

   そう言えば、昨夜も休む前に眺めた
  夜空には、星が瞬いていましたっけ・・。

   尤も昨夜は、変に疲れていて、
  ゆっくり星空を眺める気持ちになど、
  なりませんでしたが・・・。

   さて、昨日は遠い親戚の法事に
  出掛けて来ました。

   血縁的には遠いけれど、実際は、
  近い親戚以上の濃い付き合いの方達。

   そんなこんなで、5月に来日した叔母の息子、
  ケン(ハワイ在住)までが、
  偶々来日していたという理由で出席する羽目に。

   ケンは日本人ですが、
  片言の日本語しか喋れません。
  
   そんな事も疲れ倍増の
  原因だったのかも知れませんね。

   ~なんて言っては、
  ケンに失礼ですね。ごめんなさい。

   それにしても、ワイン好きな私のために今年も、
  ボジョレ・ヌーヴォをわざわざ持って来てくれた、
  【オジサマ】。ケンには、珈琲を頂きました。

   皆さん温かいのに、
  なぜあんなにも疲れたのでしょう。
  どうやら沢山の人に、酔ってしまったようです。

   ところで、結局今日は、一日中これ以上ないほどの冬日和となりました。
  リンド夫人 のこんな声が聞こえて来そうです。

   「イートン百貨店に注文したとしても、
  これほどいいお天気に恵まれなかったでしょうよ。」
         
                                        【「アンの夢の家」 第4章】     

すみれ色の冬の日

2007-12-08 19:45:52 | 四季のスケッチ


   今日は、こんな菫色の空で
  明けました。そう、まるで
  春のように・・。

   春と言えば・・日溜まりに
  いると、本当に暖かく、今が
  冬だなんて、とても思えません。

   でも、今日の気温は、
  平年並みとか。

   今日に限って、特別異常気象と
  いう訳でもなさそうです。

   「今年の秋は、いい秋だったわ・・。」
  アンの口癖のこの言葉を真似て、
  呟いてみました。

   この秋は、美しい紅葉を見る事も
  出来ましたし、それに・・・

   それに・・? 今日も、
  雲一つない、こんなにいい天気! 
  幸せ・・。~なんて。

   最後は、ちょっとこじつけもいい所
  ですが、どうせならアンのように、
  目の前の小さな “今の” 幸せを
  見つめ、感じて生きて行きたいなと思うのです。

   “・・・彼女の空想は、宵の明星を水先案内として・・・
  「心の憧れる国」 へと漕いで行った。
  夢の中のアンは、現実よりも豊かであった。
   なぜならば、目に見えるものは過ぎ去るが、
  見えないものは、永遠に不滅だからである。”
           
                                       【「アンの愛情」 第1章】

   今、私の目の前の里山は、まだまだ真っ赤に紅葉していて、
  12月と言っても “秋” で一杯です。

   さすがにこの時間になると、暗くなりましたが、日の沈む直前の山は、
  イルミネーションを灯したように、そこだけ俄かに黄金色に染まるのです。

   それは、オレンジ色も伴って・・。「刹那の瞬間」 と、言った所でしょうか。
  そんな想いが、なぜか蝋燭の焔と重なり、今日も灯してみました。題して 「黄昏の煌き」。

   文庫本に挟んでいた思い出の落ち葉も一緒です。
  蝋燭の香りは、「イランイラン」 に 「薔薇」。
  二つが一緒になって、ちょっぴり妖しい? 香りになっています。

   ところで、明日は一日中、外出します。
  夜も遅くなりそうですので、勝手ながらブログはお休みします。
  どうぞ、よろしくお願い致します。  

足し算のこれから・・

2007-12-07 16:53:18 | リラのお気楽ユメ日記




   午前9時の空は、
  こんな曇り勝ちなもの。

   でも、朝のこれより早い時間は、
  パステル調の淡い色彩・・
  移り変わる今日の空です。

   ただ、昨日ほどの寒さは
  どこにもありません。

   昨夜は・・星は望めません
  でしたが、今朝は細長い
  三日月を南の空に。

   真ん丸いお月様もいいけれど、
  こんなお月様も愛嬌があっていいですね。

   今日は、昨日のような快晴ではありませんでしたが、
  それでも概ね晴れの穏やかな天気になりました。

   ところで、もう金曜日なのですね。
  つい昨日、休み明けした気がするのに、もう週末。
  それは、1日がまるで1週間の早さのような気がします。

   




   “・・・フィリパの言葉を借りれば、
  「ヒューと唸りを立てて」 飛び去った。”
          
                               【「アンの愛情」 第9章】

   今から100年も前の 『アンの世界』 でもこうなのですから、
  現代ともなると、致し方ないのかも知れませんね。



   偶々、『JAF Mate』 
  12月号を見ていましたら・・。

   星野富弘氏のこんな言葉が
  載っていました。

   「生きているって、増やして
  いるのか、減らしているのか。
  カレンダーも後、1枚。」
 

   含蓄のある言葉ですね。
  残り少ないカレンダーを見て、
  「又、年を取るわ。」

   ~なんて思っていましたが、
  増えるものもあるのですね。

   減らすばかりの引き算ではなく、
  足し算の人生に・・なんて思ったものです。

   “アンは一人、窓にもたれて
  夕焼け空をうっとり眺めながら、
  青春の希望に燃えた、
  黄金の糸で未来の夢を織り出していた。
  アンの前途は薔薇色に輝き、
  一年、一年が満開の薔薇で
  不朽の花冠を織り成して行くかのようだった。”

                     【赤毛のアン」 第35章】

   私にもこんな時代があったのですが・・。
  (右上の写真は、2日前の銀杏の古木) 

散り紅葉に、焦らす薔薇

2007-12-06 17:26:11 | 香る庭の花綴り




   昨夜は、夜空に輝く星が本当に綺麗でした。
  思わず、「アッ!」 
  と、声を上げてしまう程。

   昼間と比べ、夜は、
  放射冷却のせいもあって殊の外、冷えました。

   でも、その代わりに、あのような
  星空をもたらしてくれるのでしたら、
  少々の寒さなんて、我慢出来ますね。

   そう言えば、お月様は・・? 
  記憶にありません。
  きっと西の空に移動していたのでしょう。

   そして、一夜明けた今日は・・。
  雲、一つない空となりました。
  所謂、“ピーカンの空” です。

   庭の薔薇、相変わらずの姿です。
  でも、少しだけ? 
  綻んでくれたようですね。

   毎日、毎朝、昨日も今日も見ている
  私には、あまり分りませんが・・。

   それにしても、いつも動じる事なく、
  背筋をピンと伸ばし、
  凛とした姿で佇んでいます。
  薔薇の薔薇たる所以(ゆえん)ですね。

   それに比べ、その薔薇の下の地面に
  隠れるようにして咲いている、「ユキノシタ」。そして・・・

   冬になっても、
  こうしてこぼれんばかりに咲いている
  ゼラニウムと・・花も色々です。

   一方、庭の紅葉(もみじ)。
  風に吹かれて今日も、ヒラヒラと舞っています。

   葉っぱが落ちて、空が大分透けて
  見えるようになりました。

   青い空が、
  レースの透かし模様のような紅葉の
  葉っぱの間から見渡せます。
  冬の陽が何と目に眩しいのでしょう。    

冬日和の中の秋色探し

2007-12-05 20:47:16 | 旅気分・夢気分




   今日も仄かに染まった、
  こんな空で明けました。

   そして、明けの明星と
  有明の月も、今朝は二つ
  仲良く並んで南の空に・・。

   お星様とお月様、そして
  お日様と、時を経ず、
  朝の挨拶が出来るなんて、
  素敵な事ですね。

   今日は、昨日より少し
  気温が下がり、12月らしい
  天気になりました。



   それでも日溜まりは暖かく、
  こうなりますと私のいつもの癖? 
  が顔を出すではありませんか・・。

   やはり気になるのは、大好きな
  場所、リラ版 『恋人の小径』 です。

   その後、どうなったか
  知りたくて・・。

   結果は、ご覧の通りです。
  (こちらは 【以前】

   ほとんど公孫樹の葉は、
  散っていました。

   でも、まだ残っているのもあって
  それが風に舞ってヒラヒラ・・。



   花吹雪ならぬ葉っぱ吹雪です。
  でも、花吹雪に負けず劣らず綺麗ですね。

   そこには、柄にもなく、
  センチになっている私がいて・・。

   その飛ばされたばかりの
  葉っぱを拾い・・
  丁寧に文庫本に挟む・・。

   こんな他愛のない事ですのに、
  なぜか心楽しく、癒されてもいます。

   それにしても・・。
  近くの山の紅葉が見事です。

   その色は、ここに来て一層、
  深くなったような気さえしています。

   帰り途、いつものように、
  見とれながら帰って来ました。
  四季のある日本って、いいですね。

紅葉から落葉の季節へ・・

2007-12-04 16:57:27 | ハーブと香り雑学




   今日は、
  朝から思わぬプレゼント。

   一際明るく輝く、
  明けの明星と
  三日月の有明の月。

   そのうち俄かに
  茜色に染まり始め・・。

   気温は低目です。
  やっと12月らしくなりました。

   庭の紅葉(もみじ)は、
  昨日の雨で葉っぱを三分の一位、
  落としていました。

   こんな日は、アンでなくても、
  “訳もなく楽しくなれる” からいいですね。



   さて、今の私が、
  “訳もなく楽しくなれる”・・

   と言いますか、
  ほっと出来るのは、
  蝋燭(ろうそく)の灯りです。

   ただ、昨日も蝋燭の火が
  原因と思われる火災が
  発生しましたね。

   火の取り扱いには、
  十分気を付けなければなりませんが・・。

   話が逸れました。
  こちらの蝋燭の香りは・・
  「サンダルウッド」 です。

   この香り、誰でも一度は嗅いだ事があるでしょう。
  そう、お香や中国の扇子などに使われているものです。

   鎮静やリラックス効果は言うに及ばず、
  顕著な働きとして、ホルモンバランスを整える事が上げられます。
  女性にとっては、とても有難い香りですね。

   香りが強いので、これまで少々敬遠していましたが、
  あまり香りが持続出来ない蝋燭には丁度いいようです。
  要は使い方ですね。

   ところで、このカメラ、
  いよいよ画面の揺れが頻繁になって来ました。

   その症状は、1ヶ月前頃から徐々に始まっていましたが、
  最初はすぐに治まっていたものです。

   それがだんだんひどくなり、
  修理するにしても時間がかかるし・・
  という事で、家電店にも行き、色々見て来ました。

   その途端に、嘘のように治まり、
  10日以上何もなかったのですが・・。

   今は、もう綱渡り状態です。
  このような状態ですので、もし突然ブログ更新が
  止まっても、ご心配なさらないで下さいね。

   それでは気分を変えて。今日も星野富弘氏の詩集から。








                      


                     花

                  悲しくて 花を見れば
               花はときに 悲しみ
                  うれしくて 花を見れば
               花はときに よろこび

               心 荒れた日 花を見れば
                  花は静かに咲く
                               「花の詩歌集」~星野富弘             

最後の秋

2007-12-03 17:27:38 | 旅気分・夢気分


   





   雨の休日明けとなりました。
  こちらでは、このような本格的な雨は、
  11月6日以来との事。

   そんなに長い間、私達は彩り溢れる世界を
  満喫していたのですね。

   




   「世界がもう一度乾くことがあるかしら?」
                                        【「炉辺荘のアン」 第29章】



   『アンの世界』 のある年の
  天候とは逆バージョンです。

   それに思った程、
  冷たい雨ではありません。

   でも、今日ばかりは、
  この雨に感謝です。

   連日、外出していましたので
  思いの外、家事が溜まっていて、
  これで心置きなく? 
  家事に専念出来るというものです。
  (という事に)

   その雨も、お昼過ぎには上がり、
  今では南の空に浮かんでいる雲も、
  薔薇色に染まっています。

   さて、今日はカメラの調子が悪いので、
  昨日紹介出来なかった残りの写真で勘弁下さいね。









 




   12月の季節の色は、
  小雪舞う季節の
  「藍白色」 だそうです。

   上の写真を見る限り、
  その気配など全くと
  言っていい程ありません。

   それにしても、
  【昨年】 と同じ場所とは、
  とても思えません。

   緑もいいけれど、
  紅葉の鮮やかさには、
  改めて感服です。

   ところで、星野富弘氏の詩に、
  次のようなものを見つけました。

   こんな事って、
  実際によくあると思いませんか?







                       



                    紅葉

                川の向こうの紅葉が 
                きれいだったので
                橋を渡って行ってみた

                ふりかえると
                さっきまでいた所のほうが
                きれいだった
                         『あなたの手のひら』 ~ 星野 富弘     

朱に染まった日

2007-12-02 23:30:06 | 旅気分・夢気分




   今日は、雲一つない空となりました。
  ぽかぽか陽気の小春日和です。

   こんな日に、
  家になんかじっとしていられません。

   アンの言う所の “戸外と室内の優劣”
  の振り子は、戸外にザ~ッと傾きっ放し。

   そんな訳で、青空の下、
  リラ版 「お化けの森」 に出掛けて来ました。

   今日は、近場で我慢。
  でも、ここは【去年】、友人と行き、
  紅葉にはまだ早く、がっかりして帰って
  来た所でもあるのです。さて、今年は・・?










   ご覧の通りとなりました。
  山道ですので、道一杯に沢山の落葉。

   その赤や黄の落葉を
  カサコソ・・サク、サク・・
  と、思い切り音を立て、
  踏み締めて歩いて来ました。

   なぜか、このようにして歩くのが、
  私の夢でもありました。
  ささやかなユメ・・。

   紅葉は、葉の酸欠状態に
  過ぎないのだそうですね。

   でも例えそうであれ、
  一緒に歩く人が、そんな夢のない事を
  言う人でない事を祈るばかりです。

   それはそうですね。
  この素敵な落葉の感触を・・
  声を聞く事が出来ないのは、
  きっとつまらない人・・。
  ~なんて、勝手な事を思ってしまうのです。












   




   山を下りる頃には、
  まだ4時前だと言うのに、もう夕暮れの様相。

   気候は1ヶ月前の陽気でしたが季節は、しっかり初冬。
  家路に向かう足取りも、心なしか早くなったものです。

茜色に染まる径

2007-12-01 22:32:11 | 四季のスケッチ




   早いもので今日から12月ですね。
  それにしても一週間の早い事!

   一週間がこんなに早いの
  ですから、月日の過ぎるのが
  早く感じるのは当然ですね。

   何もしないうちに今年も
  師走を迎えたような気がします。

   ただ気候は、
  12月とは思えない程暖かく、
  『アンの世界』 とは違い、
  色彩溢れる世界となっています。



   こんな空で明けた今日という日。
  昨日に続き今日も小春日和です。

   おまけに近くの山も見事に紅葉し、
  思わず見とれてしまう程。

   写真は、もう夕方に近い時間です
  が、周りを茜色に染めています。

   そして・・行き交う人々の顔をも、
  仄かに染めて・・茜美人!

   さて、こうなりますと、
  『アンの世界』 の12月が気になります。

   




   “11月は灰色と褐色をまとって去った。
  しかし、朝までに雪が例の白い魔法の織物を織ったので、
  子供達は皆歓声を上げて朝食に駆け下りて来た。”
      
                                【「炉辺荘のアン」 第12章】

   『アンの世界』 に比べれば、
  こちらはひと月以上も、季節が逆戻りしたようですね。









   




   ところで、今日は、街の中心部まで買い物に・・。
  そこは、クリスマスのイルミネーションで飾られ、
  きらびやかで喧騒の世界です。

   私は、と言うと・・性懲りもなく、
  又々、キャンドルを。

   クリスマスも近いという事で、
  サンダルウッドの香りを求めてしまいましたが、
  果たしてどうなのでしょう。

   これまで敢えて敬遠していた香りですが、
  新しい発見があるかも・・?
  と、期待を込めて買ったのですが、
  早くも後悔? しています。
  (その報告は後日、致します)

   今日は寄り道などせず、真っ直ぐ帰って来ました。
  写真は、その途中で見た夕焼けですが、
  あまりの美しさに、しばし見入っていました。