【葡萄酒色の葉っぱに雨上がりのキラリ☆】
天気予報通りに昨日は
夜になって雨が降り、
朝にはこうして日の出を
迎えました。
夜のうちに降り、
朝には上がる・・
1番有り難い雨ですね。
それにしても今朝の
暖かかった事!
何と気温が15度もありました。
尤も今晩辺りから又、寒くなるそうですが・・。
昨日の 『氷紋』 の記述ではありませんが、気象上の事も然る事ながら、
寒くなっても、ここまでくれば “もうすぐ春・・” という期待感もあって、
辛抱も容易(たやす)いのでしょう。
「1日1日を見ると気付かないが、大きな流れで見ると、
北国も僅かながら春が近付いているのが分かる」
~渡辺純一著「氷紋」より
北国でさえそうなのですから、こちらではそれは、より如実に感じます。
とは言え、今はまだ 「春待ち状態」 の庭。
従来からの花もあれば、今年初めて仲間入りした花も。
又、今年こそ、花が咲く事を切に祈る花・・と期待を寄せ、胸膨らむ春。
花一つをとってみてもこうなのですから、人生の春は、いかばかりかと思います。
因みに今年仲間入りした花は、「ミモザ」 と 「木香薔薇(モッコウバラ)」。
咲く事を祈る花とは・・「リラ」 です。
勿論、2年目の 「匂い菫(ニオイスミレ)」 も楽しみ。
ところで連日、タイトルにしている 「晩冬」。
「晩夏」 や 「晩秋」 なんかと違って、普段あまり使いませんね。
冬の季節は 「晩秋」 などのように、去り行く秋の余韻に浸りロマンティックな気分・・
というより、春を待ち焦がれる気持ちの方が強いから・・と、勝手に解釈をしています。
年が明ければ、「新春」 や 「初春」 ですし・・
それにどちらかと言えば、やはり 「晩冬 」より 「早春」 ですものね。
実は、この言葉、渡辺純一著 『氷紋』 に出ていましたので使わせて頂きました。
躍動感のある 「早春」 とは違った静かな晩冬の佇まい。
それでも内には春への熱い思い。今のこの時期が、束の間のそんな気がして。
花はなくても葉っぱの美しさや、その落ち着いた色合いから
秋の紅葉とは一味違った冬の紅葉。晩冬の今・・ならではの気がします。