納車してから1年ほど問題なく走っていたDT250橙1
突然エンジンが止まってしまい再始動できなかったらしい
スパークプラグに火花も飛んでいないとのこと
んで
JAFさんによって運ばれてきたDT250橙1
まずはスパークプラグを確認すると問題なく火花は飛んでいた
不思議に思ってエンジン始動を試みたら問題なく始動した
へっ?
なんでだろう
とオーナーさんに確認しようと思ったら・・・エンジンが止まった
なんだ?
キックしたけど再始動しない
不思議だ
もう一度スパークプラグを確認すると火花は飛んでる
キックすると問題なくエンジンは始動して安定してアイドリングしてる
ますますわからなくなったぞ
う~ん
何が隠れてるんだろうか?
まさか!
メインキーを少し動かすとエンジン停止!
鍵を触った程度なんだけど
鍵の微妙な位置で始動したりしなかったり
キックするのに疲れたのでフューエルタンクを外してメインスイッチを確認
これはメインスイッチ内の問題だな
一段目でも鍵を少し動かすだけでエンジンコントロールラインがアースに落ちる
これだ!
答え合わせのためエンジンコントロールラインを抜いて走らせることに
いやぁ
気持ちよく走る走る
エンジンが止まる気配もない
天気が微妙だったので早めに店に戻ることに
さて
手持ちの部品を探してみたけど予備として使えそうなメインスイッチはなかった
どうするか
まずはオーナーさんに説明しないとなぁ
・・・まてよ
二段目で走れば問題ないんぢゃないか?
DT250橙1のメインスイッチは一段目が灯火類オフでエンジンオン
二段目は灯火類オンでエンジンオン
どうせCDI化してバッテリーレスなのでヘッドライトオンでも問題なし
答え合わせで配線をもとに戻して試乗へ
当然だけど問題なし!
オーナーさんに連絡して現状を報告
そうしたらメインスイッチがあるかもしれないとのこと
知人に確認したところ予備のスイッチがあるので送ってくれることになった
同じタイプでないことはオーナーさんから聞いていたので問題ないんだけどね
部品を使えればと言うことで送ってくれた
分解してみると基板形状からして異なっていた
キーシリンダーの形状の違うので流用はできないなぁ
普段だったら元のメインスイッチを修理することを考えるんだけど
このスイッチは何度も開腹した形跡がある
しかも基盤を固定しているツメが片側だけしか残っていない
前回の修理作業でスイッチのケースを加工して固定できるようにした経緯がある
つまり
もう一度分解すると元に戻せない可能性が・・・
結論としてヘッドライトオンで乗ってもらう方向だなぁ
YD0008