走行距離が1キロ程度だからと言って、安易にキックするわけには行かない。
まぁ すでに前オーナーさんがキックしちゃってるかもしれないけどね。
これ以上傷口を大きくしないためにも、まずはシリンダーヘッドを外してみる。
これが意外に綺麗だった。
排気ポートが開いた状態で長期保管されていたとすると・・・
なんて心配してたんだけど、綺麗な状態で一安心!
シリンダー内壁は綺麗な状態だった。
微妙にシミっぽいものはあるけど、錆的なものはなさそうだ。
ピストンの状態も良さそうだ。
さすがに一次圧縮室にはデロデロが溜まっているようだ。
これは混合ガソリンで洗浄する程度で大丈夫だと思う・・・思いたい。
さすがにオイルポンプの最小ストロークは規定値を維持している。<当然だ!
でも、デリバリーパイプを外しても、オイルがチロチロっとしか流れてこない。
これはオイルタンクに何かあるのかも?
クラッチは見事に張り付いてた。
おそらく現存しているRD50の中で、一番長い期間クラッチが押し付けられていたはずだから。
問題は、プライマリードライブギアのナットが弛むかだなぁ
マスターシリンダーは、どうすることもできない感じ?
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