まずは圧縮を下げないと・・・
と言うことで、転がっていたアルミ板でヘッドガスケットを製作した。
たぶん0.8ミリくらいのやつ?
これと純正ガスケットを両方使ってシリンダーヘッドを閉めてみると・・・
確かにコンプレッションゲージの値は8キロ台に下がった。(9キロ近いけど・・・)
これでエンジンを始動させると、思いのほか安定してアイドリングしている。
気のせいかもしれないけど、酷かったノッキングも大人しくなったような・・・?
走らせようと思ったけど、その前にキャブレターのジェッティングくらいは確認しないとね!
オーナーさんが、変更したというメインジェットは、#117が入っていた。
確かに100ccになっているけど、これは大きすぎるような気がする。(純正番手は知らないけど)
キャブレターを組み上げてエンジンを始動させ、スロットルを開けてみると、妙にレスポンスがいい?
いや、良すぎる?
ちょっち店の前で走らせて見ると・・・あれ?
エンジン様のご機嫌取りながらスロットルを開けると、回転は上がっていく。
でも、ラフなスロットルワークには追従してくれない。
これって薄いのか?
いや
スパークプラグの電極は、ベチョベチョになってるなぁ
まさか・・・
あいや!
これだと吸入抵抗がありすぎる気がする。
って言うより、吸えていないだろう。
試しにメインジェットを手持ちの#85に交換しても、結果は同じだった。
それぢゃぁ・・・
エアクリーナエレメントに関しては、あとで考えることにして、エレメントなしでセッティングするか!
あれ?
もう走らせてる?
エアクリーナエレメントを外し、メインジェットを#117にしてみると、怖いくらい元気の良いエンジンになった。
ちょっちギリギリった感じなので、ジェットを上げるか、エレメントを考えないと壊しそうだね。
でも、スロットルワークに気を使えば、なんとも元気良く走るようになった。
スロットル半分程度までは、トルク感もあって元気に走れる。
これでエレメントを入れて、セッティングすれば、普通に走れそうだね。
この状態でスパークプラグの電極は、微妙に焼け気味になっていた。
さて
手持ちのエレメントを引っ張り出したけど、エアクリーナーボックスの直径が小さくて使えない。
汎用品で探してみると、キタコさんのフィルターでちょうど良さそうなのを発見!
早速帰宅途中、量販店でゲットしてきた!
これで、明日セッティングをすれば、なんとか完成に近づけるか?
そうだ!
ステムのコツッ!をどうしようか?
ちょっち緩めてごまかすか?
そうそう
ヘッド周りからの異音は、フィン鳴きも原因だった気がする。
オーナーさんからお預かりしていた予備のシリンダーヘッドから、防振ラバーを移植したら、少しだけど静かになってくれた。
KH0001