映画「ラマン/愛人」のワンシーンで、
主人公の少女が中国人青年と別れ後、
本国へ帰る船の中で、
静かに泣いているシーンがありましたが、
そのバックで誰が弾いているのか…
美しいショパンのピアノ曲が流れてたのが印象的でした。
ロ短調の物哀しい旋律が、少女の複雑な心情にピタリとはまりました。
ショパンも、まさか自分の曲が
マルグリット・デュラスの小説を
原作とする18禁の映画に使われるなんて思いもしなかったでしょうね。(^^;;
そういえば、ショパンの愛人、ジョルジュ・サンドも女流作家として活躍した人でした。
ちなみに、学生時代のピアノのレッスンでは、サラリと弾きすぎて
「つまんない」と先生から言われてしまいました。(≧∇≦)
映画を観た後なら、もっと情緒豊かに弾けたかも…。
清水由美