今朝の朝ドラ「花子とアン」の中で、美輪明宏さんの「愛の讃歌」が流れたシーン…、
まるでミュージカルを観ているようでした。
独自の訳詞で歌われる美輪さんの歌は、
岩谷時子さんの詞で歌われるのとは、また趣の異なったドラマ性あるように思いますが…
“白蓮事件”を扱った今朝のストーリーに、美輪さんの歌詞はピッタリだと思いました。
特に、
♪もしあんたが望むんだったら
愛する祖国も友達もみんな裏切ってみせるわ
もしあんたが望むんだったら
人々に笑われたってあたしは平気
どんな恥ずかしいことだってやってのけるわ…
当時の白蓮事件がいかにセンセーショナルな出来事であったか…が
このドラマで再びクローズアップされる事になりそうですね。
それにしても、現実にあった出来事をドラマとして扱うのは難しそうです。
ドラマですから事実通りにし過ぎても面白くないし、かけ離れすぎてもいけない…。
そうなのです。
事実通りだと…困るのです。(~_~;)
今、幸せの絶頂にある村岡家のことも、事実と同じ展開だと思えば安易に楽しめず、
今後を憂慮せずにはいられないのです。
一つ救われるのは、
今日のラストで赤ん坊をあやす花子と、帝大生と抱擁する白蓮の周りに白い羽根が舞うシーンがありましたが、
白い羽根はスピリチュアルの世界では
(大丈夫、願いが叶いますよ)
というメッセージなのだとか…。
どうか、村岡家が安泰でありますように…
そう、願わずにはいられない今朝の「花子とアン」でした。

清水由美
