声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

親切なお嬢さん

2016-04-10 10:44:38 | Diary
先日、夫が買い物から帰ってくるなり

「オレ、今日ショックな事があった」

とショゲています。


「ショップの入り口で、20歳くらいの若い女性がドアを抑えて待ってくれた」


それが、どうしてショックなのかと訊けば、

「ミニスカはいた可愛いコから見れば、オレはジイさんなんだな…きっと」


( なんだ?今ごろ、わかったか…)


と言いたいところをグッとガマンして


「単に、親切なコだったって事じゃない?」


と一応、慰めてみる…、



でも、夫は否定しながら

「電車で席譲られてショック受けるのと一緒だな…」

と淋しそうに笑うのでありました。(~_~;)



電車に乗る機会の少ない地方都市では、

ドアの開け閉めで親切にしてくれる若い女性に対して

マナーの良い親切なお嬢さんだな…

と素直に感謝すればいい事を、

素直に受け取れない中高年男性もいます。


それこそ、年取った証拠だよ!d( ̄  ̄)


写真は、セッセと夫が世話している白い花たちです。







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天国までの百マイル

2016-04-10 08:31:51 | 映画・ドラマ
浅田次郎さんの作品には、よく泣かされるけれど

これも、ずっと泣きっぱなし…(T ^ T)

なぜ、こんなに泣けてくるのだろうと

その原因を考えてみれば、


自分が年取ってきている事実に、はたと気付く…のであります。


登場人物がそれぞれに持っている感情、特に悲哀が、よく理解でき、共感できる部分が多くなるからです。


そして、もう一つ

年取った…と感じたのは

自分が、八千草薫さん扮する母親のような病気になった時、

私の息子たちは、どう判断するだろうか…と

これまでなら時任三郎さん扮する主人公の立場で観ていた私がいるはずなのに

いつの間にか、老いた母親の立場で観ている自分に気づきました。


そして何より、ああ、そうだった…

この曲もフルコーラスで歌える、

そう思ったのが、

劇中で主人公と心臓外科医が口ずさむ

「500マイル」です。


私は小学2年の頃に父親のLPレコードで聴いていて覚えました。

邦題は「500マイルも離れて」

でしたが…。



2000年の映画ですが、映像はもっと昔のような懐かしさがあります。


大竹しのぶさん演じるマリーという女性の存在も、映画の中では強烈なスパイス?になっているようです。


夫にも、

「絶対にみておいたほうがいい」と勧めたところ

深夜に観ながら、

昔、場末の飲み屋でマリーという名前の女性と知り合った事があるが

次の店に移ったと言うので行ってみたら

マリーという名前じゃなかった…

マリーという名前は、その店のトップでないと使えないらしい…と

妙な事を申しておりました。


年をとると、

映画の中の登場人物に自身の経験を重ねる事が多くなりますね。


そのくらい、この

「天国までの百マイル」は、

現実的なストーリーだという事でしょう。(^^;;



しみずゆみ☕️
















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