声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

雨のアンジェラ

2020-05-19 09:23:00 | 花 園芸 庭
「再婚を勧められているんだけれど…」

と照れ臭そうに頬をあからめて伯母が言う…

ふと、

従弟の寂しそうな顔が浮かんだが、

これは伯母にとっても佳い話ではないだろうか…

相手は米国で煙草会社を経営しているらしい。

( 今どきのタバコ製造会社って、どうなんだろう…)

一抹の不安はあるが、

伯母や相手の年齢を考えれば、まぁ、それも問題ないだろう。

「いいんじゃない?伯母ちゃん、私も遊びきに行くから…」


…なんだか嬉しい、

伯母の再婚相手が米国に住んでいると言うことは

米国に親戚ができると言うことだ…


きっと庭には大きなプールがあって、

敷地内にはたくさんの花が咲いている…

この時期はバラやクレマチスが咲き誇っているに違いない

広くて明るいリビングの大きな窓にかけられたレースのドレープカーテンが風に揺れて

ピカピカに磨き上げられた大理石の床に柔らかい陽の光が射し込んでいる…

明るく清潔な家の空気が、
きっと病気がちな伯母の体調をよくしてくれるに違いない。

米国で暮らす伯母の家に滞在している自分を想像していると、

なんだかウキウキしてきた。


そこから、

急に場面が変わった。

私は日本にいるらしい…

合唱の練習会場で来週がコンクール本番なのに、

本番直前の練習に間に合わないかもしれない事を

パートリーダーに言い出せずにモジモジしている自分がいた。

時計の針が午後6時を指している。

(あぁ、もう間に合わない!)

次に行かないといけない…

(…アレ、次はどこに行くんだったっけ?)

と思ったところで目が醒めた。




明け方の夢はいつもこんな風だ。

伯母の十三回忌は一昨年だったか…

そういえば、

伯母の命日が、今月だったんだ。
















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私も移住組

2020-05-19 06:56:00 | Diary
先週に比べると少し減ったかな…

6時前にゴミの集積場所に行って思ったのは予想外の量の少なさだった。

先週はHalの散歩が終わってすぐにゴミを出しに行ったのだが、

早朝5時半だというのに

自治会館の敷地内にある集積場所の屋根付きゴミ置き場には、

溢れんばかりのゴミ袋の山…

それを、掃除当番なのか大柄の女性が掴んで奥へ奥へと放り上げていた。


「おはようございます!」

と声をかけて

私も自分の家のゴミ袋を2つ

「えいっ!」

と言いながら奥をめがけて放り投げた。


我ながら、

うまく目指したスポットに収まったゴミ袋を見て満足しならが帰ろうとすると

「若そうですね!今度、ご一緒にやりませんか?」

と大柄の女性が声をかけてきた。

「みんな素人なので、ボールを打ったり投げたりするのもなかなか上手くいかないけど、楽しいですよ!」

( なんだ、ソフトボールのことか…)

「いえいえ、私けっこう年なんですよ」

と答えると、

「私は70なんですけれど、楽しいですよ!」

年を理由にはできなくなった…。
(ー ー;)

「◯◯小の保護者の人たちが中心になっているようですが、私は移住組なんで…」

と言いかけると、

「あら、私も移住組なんですよ!」

と彼女が弾んだ声で答えた。

(あぁ、また余計なことを言っちゃった…)

「じゃ、今度また回覧板が回ってきたら見ておきますね!」

と、忙しそうなフリをして

車に乗り込み、そそくさと帰ってきたが

あれ以来、

彼女と会っていない…

というか、会わないように時間をズラしている。


今度、出会ったら電話番号を訊かれるに違いない…


だけど、

ソフトボールかぁ…もう何十年もやってないけれど、

面白そうだな。

今日は朝から本降りの雨。




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