閉会式を見ながらテーマとコンセプトは何なのだろう…と考えた。
《東京の風景》では
けん玉やジャグリング、ブレークダンスをする人たち
《東京音頭》で盆踊り…と思ったら
北海道と沖縄の民謡が映像で流れ…
愛の讃歌やオリンピック賛歌、
星めぐりの歌…
大太鼓の演奏に、追悼をテーマに踊るダンサー。
追悼ダンサーの衣装はオペラ《魔笛》のパパゲーノのようで、
木ではなく私には鳥に見えた。
オペラ《魔笛》も難解なストーリーだけれど、
閉会式は、それ以上に難解な演出だった。
テーマは《昭和回帰》だろうか?
と思ったくらいで、
コンセプトもよくわからないうちに終わった。
オリンピックマーチは福島出身の古関裕而さんだし、
星めぐりの歌は岩手県出身の宮沢賢治だし、
民謡などは地方色も濃く出ていて、
《東京》がテーマ?の割には中途半端な印象を受けた。
でも選手の皆さんが満足しているなら、それはそれでイイのかもしれない。
100%満足のいくイベントなんてないのだから、
まず大きな事故やアクシデントもなく終わった事だけで、関係者はホッとしているだろう…。
しかし、
現実はこれからだ。
祭りの後に残されたモノをどうするのか?
悔やんだって“後の祭り”。
いつまでも浮かれている場合じゃない。
(ー ー;)
雲の動きが速い…風も強くなってきた。
台風の影響も心配だ。