雪がチラチラ舞っている中を
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タクシーで仕事先の研修会場へ向かった。
前日、夜中に新幹線を降りたときに感じたのは頬を刺すような冷たい空気だったが、
翌朝の空気も今シーズン初めての刺すような冷たさだった。
仕事が終わって会場を後にする時にも
同じタクシーが待っていてくれた。
駅に向かう車中、お尻の辺りがポカポカと暖かい。
後部座席にヒーターが入っているようだ。
「寒冷地仕様なんですね!」
と言うと運転手Kさんが
「お客さんの中には、熱すぎて気持ち悪いから切って、という人もいるんですよ」
と笑いながら答えた。
温度調節が難しいのかも知れない。
極端な暖かさではあるが、
一日中、立ちっぱなしだった足腰には、このくらいが丁度いい…
疲れが少し軽くなっていくようだ。
車窓から、
冬の景色が見えた。
明日の仕事もがんばろう…。
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