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昨日のTVタックルで
論破王が日本語ペラペラのウクライナ人男性に一蹴されていたのを見ながら、
所詮、
安全な場所に居て、
電波を通して入ってくる情報だけで判断して喋っている業界人が、
いつ鳴るかもしれない空襲警報を気にしながらリアルタイムで現状を伝えようとする現地の人と、
対等に議論しようなどと思う感覚自体が、ズレていると思った。
(途中で口を挟まないでよ!時間がもったいないでしょ!)💢
単なる演出なのかもしれないが、
私はウクライナ人男性、ボグダン氏の話しをもっと聞きたかった。
生死をかけて情報発信している人の言葉は重い。
私のような他国の平和ボケした人間が、
実はウクライナ侵攻が始まった直後から疑問に思っていた事について、
ボグダン氏はウクライナ人でありながら盲信的にゼレンスキー大統領を支持するのではなく、
戦争に至った経緯について《ウクライナにも非がある》と、
客観的で冷静な視点で語ってくれた。
日本で4歳から15歳までを過ごしたというだけに日本人的な感性も心得ていて、
ウクライナと日本の両国の国民性の違いも分かっている人だけに、
話が客観的でわかりやすいし共感できる部分も多い。
横で夫が、
「この人、凄いなぁ…政治家になれるよ!」
と言っていたが、
失礼ながら、ウクライナにこれだけの人材がいたというのも驚きだ。
知られていない事は、まだまだありそうだ。
ジャーナリストではなく貿易商として日本の商品を輸入していると話していたが、
ボグダン氏には、是非また出演して欲しい。
そう願っている。