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発端はキャンベル 小沢会談だった。
内部告発サイト「ウィキリークス」が公開した文書によると、そこには同3日に行われた米キャンベル国務次官補と韓国の金星煥外交通商相の会談内容が報告されている。以下はその一部だ。
〈日本の民主党政権と自民党は『全く異なる』という認識で一致。民主党が米韓と連携を強めることの重要性を確認した。(中略)キャンベル氏は、菅直人財務相と岡田克也外相と直接の接触を持つことが重要だと指摘し、金氏も同意した〉
その後に起こったことは周知の通り。
鳩山は普天間問題で「米国が怒っている」の大バッシング報道を浴び、退陣に追い込まれた。
小沢も洪水のような検察リーク報道の末、検察審の起訴相当議決が下る。これが「脱小沢」の流れに拍車をかけた。
では その小沢・キャンベル会談の内容は...
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小沢一郎
「内容はですね、・・・なんでしたかな、特別の、んー、政府や二国間関係の特別な話ではなかったと思います。訪米の話があったかな、あのときに、で、いいですよと、そちらが来いちゅうなら、行ってもいいです、みたいなことを言ったような気がします。その中でね、まあ、若干、ちょっとアメリカ政府のね、対応についてね、厳しい事をいったかもしれない、言ったような気がする。(笑い)政策的な話じゃなくてね、たとえば、中国ね、頂上計画で・・35周年か、じゃあ少しみんなで盛大にやろうということで大勢人数で行っただけの話しで、僕は20年以上前からやってますし、自民党出てからは、ずうっと野党だったんですね。野党であるにも関わらず、あるいは党首であれ党首でなくても中国は準国賓並みに迎えてくれた。というような話しましたね、アメリカにはそんなことはないけども、というようなことを言ったかもしれません。
だから、そこは中国っていうところは、なかなか先を考えて、いろいろ、何も僕にどうこうするという意味じゃなくて、日本との、両国間の先を考えて、読んで、そういうことをちゃんとね、まあ保険になろうが無るまいが、そういうこともキチンとやるし、それから僕は個人的にも日中関係の草の根交流やってたから、そういうことについて非常に彼らは信義を重んずるという意味では間違いないですから、私の誠意を汲んでくれていた、ということが裏打ちになったのかもしれません。まあ、そんな類のことを話しました。」
このことから察するに アメリカの逆鱗にふれたのは 中国とアメリカの頭越しに 仲良くするということ か。
田中角栄と同じ尻尾を小沢は踏んだことになる。