今日、午後から、「くるみ割り人形」の舞台背景の製作です。
舞台上のブラスバンドの後ろの背景は、ホリゾントをかけるので、何もしなくても美しいですが、舞台前で踊るこどもたちのバレエの背景は舞台下の壁面と階段なので、非常に殺風景です。
なんとかしたい。・・・けど予算が無い。
ということで、いろんな人に、包装紙に、リボン、箱、布、クリスマス飾りなどなど、家に眠っていて使っていないものをお願いしました。
箱は、宅急便のダンボール、靴が入っていた箱、ワインの箱、いろいろ集まってきました。
包装紙は、最近の簡易包装のおかげで、大きなものが無い。たのみの100均も大きな面積を覆うとなると、ありませんし、枚数が何枚もいって結局高いものになってしまいます。
不織布も思ったより高額です。
と、実家に帰って母に聞いたら、ありました。ありました。昔から、包装紙を取っておく人でしたが、貯めていました。それから、家を建て替える時に、余った壁紙のロール。・・・これで、9mを越える壁面を覆うことができます。それから、庭に付けるイルミネーション・・やった!
「お母さん、ありがとう。」と全てありがたく持ち帰りました。
紙だけではクリスマスプレゼントらしくない、ゴージャスなリボンが無いと・・リボンはやはり高い。
フルートのKさんTさんが、持って来てくれました。細いものがおおいですが、組み合わせればなんとかなりそう。
語りのKさんがにそんなこんなで、リボンが無い。とこぼしていると、「うちに、着なくなったドレスのリボンがあるからもってくるわ。」「でも、使うんじゃないの?」というと、「いや。もう昔のドレスは着ることはないから、いいわ。他のドレスも3着ほど捨てようと思って。」
「え?ドレスを捨てるの?」
「うん、もういらんから。」
「それちょーだい!!」
「へ?あんなもの」
「下さい。お願いします。」
ということで、素材問題が一挙解決。
やっと製作に入れます。子育てサロンの仲間Oさん、Mさんが手伝いに来てくれました。
「壁紙を背景にして、ドレスやリボンでお花を作って、イルミネーションを裏から這わせて散りばめて、あと階段もなんとかしたいんだけどなぁ。」という私の大雑把な説明に「ふん、ふん。」と耳をかたむけてくれて、「じゃぁ、取り敢えずドレス解体しようか。」とOさん。
「お花は、これがいいんだけど。」とネットで、作っている人の動画を見せたら「わかった。」とあっさりMさんが製作開始。
いくつか試作品を作ってみて、大体の方向がつかめました。
Mさん「宿題持って帰ってあげるわ。」と、材料を持って帰ってくれました。
もう一日とっていますが、間に合うかどうかわかりません。凝りだすと止まらないチームです。
本当にありがたいです。